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発明家と職人と芸術家

記事、なぜそれに気がつかなかったのかを書いてからまた失敗しました。。
自分の相当に弱い部分が明らかになった、ということです。

何に失敗したかというと、計算チェックや英語文法のチェック見落としです。
些細な部分ではありますが、気がつかないと相当にマズイものです。当然に上司は見つけることができました。

細部はこだわりを持って見ない限り、絶対に眼に入ってきません。

そこで、今回は細部の細部まで熱意を持って仕事をすることによって意識を行き渡らせている方々から、細部への意識の行き渡らせ方を学びたいと思います。

Objective
細かい点まで意識を行き渡らせる方法を考える!

Conclusion
自分のShould beを強く持つ!

Background
タイトルに書いた職種の方々はその情熱とこだわりから新しいものを想像することのできる人達だと思います。そこで、その職種の方々から何か盗めないかと思い調べてみました。

①発明家-使命感
ここでは、発明家を今までに無いものを作り出す人と定義します。発明家と呼ばれる方々の最も優れている能力が想像力。今までに無いものを創り出す必要があるので、その細部までの想像力や素晴らしいものがあります。

発明家がどのようにしてそこまでの想像力を発揮しているのでしょうか。それは、一言で言えば「使命感」のようなものに支えられているようです。自分の中にある形を世に出すことによって世界を変える。それが発明家の願い。

そのため、発明品は既に発明家の中に「在る」。その自分の中に眠るものを引き出すのが発明家の闘いです。引き出すためには、細部まで、現実化に耐えうるまで想像しきる。そして、一度の現実化に満足せず、プロトタイプから実用品まで何度も改良を重ねる。

つまり、最初の出産ですら相当の苦労を伴うのにも関わらず、何度も何度も繰り返し自分の持つ姿に近づけていくという相当の忍耐を要する作業を行う必要があるわけです。これは、相当な熱意がないとできません。。

②職人-反復
ここでは、職人をある技術に通じた方々と定義します。あえてその創作対象を発明家と区別すると、既存のものをよりよく創る人達と言えます。その技を極めると新しいものとなるのですが。

職人の技術は反復によって支えられています。何度も何度も繰り返し動作を積み重ねることによってその所作が無駄なく洗練されたものとなっていきます。

繰り返しによって無駄を見つけ、改善を一つひとつ積み重ねた技は完璧なもの創りを支えます。職人のこだわりは、自分の技の昇華にあります。昇華された技は細部までの―それこそ眼に見えない細部までの―モノ創りを支えます。

そのため、職人の技術は数をその拠り所とします。若くして大成する職人は少ないです。技の習得にはそれだけ時間がかかるということです。

③芸術家-誇り
ここでは、芸術家を実用品ではない鑑賞物を創造する方々と定義します。その創作対象は人々の心を豊かにするためにあるため、時代が愛する芸術家を選んでしまう側面があります。

そのような環境化で自分の創造物にこだわるのは、自分というものに対する絶対の自信と誇りがないとできません。

そして、創作物が自分を投射したものである―自分の分身である以上、創作物には完璧を望むのは当然です。つまり、自分が創ったものに自分を見る。それが、作品を完璧にする要素であるといえます。

逆に、それだけに作品が否定されると自身の否定となってしまうのですが。。

以上では、創作物によって①発明家、②職人、③芸術家と分けて書きましたが、発明家は職人でもありますし、芸術家でもあります。そのため、①~③の方々の全てに共通するものがあるはずです。

「Should be」それが答えだと思います。

Should beとはあるべき姿です。①~③までの方々はShould beが強烈です。こうあるべきという強烈な姿が自分の中にある。そのため、細部にまで素晴らしいこだわりを持って取り掛かることが出来るのだと思います。

では、我々社会人にはどのように仕事に反映させるか?

まず、①~③よりShould beを確立すること。僕の場合ですと、英文法をもっと固める必要がありそうです。

次に、①より何度も何度もチェックを繰り返して完成度を高めること。一度に完璧なものを創ろうとするから失敗するわけです。一度創ったら時間を空けてチェックする。そうすることによって別人としてチェックすることができるわけです。

そして、②より何度もチャレンジすること。同じことを繰り返して改善を続けること。失敗したらその修正を図ることです。

最後に、③より自分の創ったものに誇りを持つこと。自分が創った企画、チーム、書類は全て自分の反映です。よって、その自分の分身に誇りを持つことは、自分に誇りを持つことと同じです。

さて、実践。失敗した時こそ成功できると信じてがんばりましょう。

ではでは。

参考文献

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スティーブ・ジョブスの流儀

☆×4
Macの創始者、スティーブ・ジョブスさんがどのようにMac、iPod等を次々と発明できたかを、第三者の目から追いかけています。ジョブスさんの側近や近しい方々からコメントを数多く集めており、それを基にした丁寧な記載となっています。ジョブスにとっての発明とは、自分の中にある製品を形にすること。そう言い切っています。その異常とまで言われる製品へのこだわりを知るためにもご一読を。

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☆×4
NHKの同名番組の書籍化版。テレビでは映像を基に熱意が伝わってくる構成となっていますが、書籍では各プロフェッショナルが何を考えて仕事をしているのかがよりよく分かるようになっています。職種は様々ですが、皆さん日々の積み重ねが素晴らしいです。

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☆×4
岡本太郎さんについて、表面的な理解で留まっていないでしょうか。あれだけの作品を残すのは一瞬の閃きだけではできないということです。芸術家の持つ悩みやこだわりについて熱く語っています。元気の出る本だと思います。

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