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NYでのインターネット利用

NYの宿泊先はシェラトン・ニューヨークです。
このホテルは、部屋でのインターネットの利用料金が24時間で$14.95もするのですが、1階のロビーと41階以上のクラブフロアでは無線LANが無料で使うことができます。そのため、無線LAN対応のPCを持っていけば、(通常ロビーで)無料でインターネット接続ができます。

その他、使うかどうか分からないのですが、2件ほど街中で使える無料インターネット接続を検索してみました。

COSI
チェーンのカフェです。スタバはインターネットが有料であるのに対して、COSIは無料で接続できるようです。

ブライアントパーク
NYのセントラルパーク南にある公園です。公園内の全域で無料のインターネット接続ができるそうです。その他、セントラルパークにもアクセス箇所が複数あり、無料でインターネット接続ができるようになっているようです。

せっかくなので、無料のインターネット接続が持つ意味についても考えてみました。

インターネット接続環境は、PCユーザーにとって必須のものです。その需要はモバイルPCの普及に比例して増えていくこととなります。

一方で、供給状態を見てみると、決して過剰な供給が行われているわけではありません。無料インターネット箇所の検索サイトがあることからも明らかです。

そして、インターネット環境整備・運用のコストを考えると、店舗や公園の経営コストに比較して極めて僅少な金額で整備することができます。

そのため、現状では明らかな差別化要因となるサービスの供給が不足しており、そのサービスは安価に提供できる状況にあると言えます。よって、無料の無線LAN環境が「あたりまえ」になるまでは差別化を図るための有効な戦略となり得るはずです。

特に、お客の一人当たり利益率の高い業種では、お客を一人呼び込むことにより追加で得られる利益(限界利益)が大きいため、環境の整備費用を十分にカバーできるだけの利益を上げられるはずです。

勝間さんが本で出していた利益の方程式を少し変えて考えると、固定費の上昇により、顧客数を増やす戦略だと言えます。固定費の増加が顧客数の増加により得られる利益よりも少なければ成功です。
cf.(@売上-@一人当たり顧客獲得費用)×顧客数↑↑-固定費↑=利益

***

しっかし、便利な世の中になりましたねー。技術の進歩を感じます。

一方で体は旧態依然。時差ボケって何とかならないものなのでしょうか。。。

ではではーzZz

<もっと知りたい方へ>

勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─
勝間 和代
東洋経済新報社
売り上げランキング: 3063

商売のがんばりどころが分かる本です。利益がどのように作られるかを知ることによって、本当に力を入れるべきプロセスが分かるようになります。会計の知識をどのように経営に活かすかということを学ぶためにも非常に役に立つ本です。

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