書を捨てよ。街に出よう。
今日から仕事の関係でNY行きです。
飛行機に乗る時間が12時間を超えるので、何の本を持っていこうかと思っていた時に、登録しているメールマガジンが届きました。
村松恒平さんの「文章上達<秘伝>スクール」です。その、250号にオリジナリティについての話がありました。
質問者は、王道の文章を面白くするためにはどのようにすればよいかを質問しています。
それに対して、村松さんの回答は、マニュアルに依存している限り、絶対に起源にまで遡った話は書けないといった趣旨のものでした。
大切なのは、自分の中にある感情、思いであり、心であると。それこそが他との差別化の源泉だと。
ビジネス書というのは、いわばマニュアルです。それを取り込むことによって部分的な改善は図られるでしょう。しかし、仕事の質を決めるのはやはり自分の心なのです。思いがけないものを生みだす、新しい事業を始める。そんな、オペレーションではなく、ストラテジーの改善の解はマニュアルから外れたところにしかないのだと思います。
マニュアルばかり読んでいると合成の誤謬が起こりかねません。
では、どうすれば良いか。考えました。
結論。
飛行機の中では空を見ます。
NYに着いても、ガイドブックは見ません。
ただ、そこにあるものを感じて来たい、と思います。それが、自分の心と会話する一番の方法だから。
…数時間は。。。
ではではー
<もっと知りたい方へ>
「心が大事」
村松恒平さんが心について真正面から語るブログです。言葉の質が高く、毎回考えさせられます。ランキングを気にされているので、ぜひ一票を投じて、更新回数を増やしてもらいましょう。
文章とは何かについて誠実に考え続けるメールマガジン、「プロ編集者による文章上達<秘伝>スクール」を本にしたものです。読者の心に響く文章とは何かについて毎回深い考察が投げかけられています。また、文章を書くことの真髄は自分の心との対話であるとも喝破した本でもあります。小説に限らず、ブログなどものを書く全ての人の必読本です。
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