ラブプラスによる経済損失は240億円
結論から言おう。
このソフトを知らなかったあなたは、決してこのソフトを買ってはいけない。
かつ、日本政府は直ちにこのソフトを販売中止に追い込む必要がある。
なぜなら、ラブプラスをやることにより、あなたは将来にわたり4,800万円の損失をもたらし、日本経済は240億円の大打撃を受けるからだ。
説明が必要だろう。
このソフトによって全てのプレーヤーは1日1時間、マナカ・リンコ・ネネのことを思い煩う。
誰が何と言おうと、確実に、少なく見積もっても、だ。1時間ですめば良い方だ。
理由?やればわかる。
それがどれだけ大変なことかKONAMIは分かっていない。
①社会人A君がもたらす1年間の損失
社会人A君を想定しよう。さて、時給2,000円の社会人が1日1時間思い煩うことがどれだけの経済的損失をもたらすのか。
1年間の営業日数を250日としよう。
2,000円×250日×1時間=50万円
A君が時給と同じ付加価値を生み出すと仮定しただけで、50万円の損失が出てしまうことがわかる。
このソフトがファミ通によると、1週間で5万本売れてしまっている(リンク)。
残念ながら、この調子でいくと、50万本を超える可能性があると言わざるを得ない。
仮に50万本売れたとしよう。
1年間の損失は、2億5,000万円にもなる。
②社会人が生涯で出してしまう損失の現在価値
この思い煩いが一生続くのだ。
僕にはマナカ・リンコ・ネネからプレーヤーの心が離れるとはとうてい考えられない。
すると、どうなるか。
A君の昇給率を貨幣の時間価値と同じ5%であると考え、残り40年働けるとする。ただし、給料は1,000万円で打ち止めだ。すると、貨幣の時間価値まで考慮した生涯損失は、1,700万円となった。これが50万人生じるということは…
1,700万円×50万人=85億円
そう、ラブプラスは現世代だけで、日本経済に85億円の損失をもたらす経済破壊兵器なのだ。
そして、もうひとつ重大な問題がある。マナカ・リンコ・ネネは子供を産めないのだ。
だって、永遠の高校生だもん。
その損失は、以下の式で表わされる(単位:百万円)。
X = 1.71×240/(1.05)60×1+1.72×240/(1.05)60×2-30+・・・+1.7n×240/(1.05)60×n-30
計算の仮定は以下の通りだ。
・A君は今すぐ子供を持つハズだった
・1人が1.7人の子供を持つハズだった
・出生率は今後変わらない(子供も同じだけ子供を産むとの仮定)
・30歳で子供を産む(但し簡単化のため1.7人一度に)
・サラリーマンの生涯年収は2億4,000万円
・貨幣の時間価値は5%
・簡単化のため、60歳の時に一気に2億4000万円稼ぐ
結果、マナカ・リンコ・ネネが子供を産めないことによる経済損失は、現在の価値にして一人当たり3,100万円だ。次世代まで考慮した場合、さらに3,100万円の損失を追加で生み出すのだ。
つまり、ラブプラスをやることによって、プレーヤーは将来にわたり、今のお金の価値に換算して1,700万円+3,100万円=4,800万円の損失をもたらしてしまう。
…想像するだに恐ろしい。
それが、50万本も売れてしまったら、日本への損失はこうだ。
4,800万円×50万本=240億円
まとめよう。
ラブプラスはプレーヤー一人当たり、今の価値にして4,800万円もの損失を生み出す。そして日本には240億円の損失をもたらす。これを究極の経済破壊兵器と言わずして何と言うのか?
再度、問う。それでも、あなたはラブプラスをやってしまうのか?
もはや、僕にできることは多くない。
あとはプレーヤーが下の最強裏ワザを実行しないことを祈るのみだ。
「ラブプラス」に「ゲーム内キャラと本当に結ばれる」最強裏技
命はお金では買えないのだから…
(…本文内の計算の信憑性に責任は一切持てません。あしからず。)
ではではー
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