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自然を抽象化して利用する

 「磁石で瞬時に500倍硬く、山形大が新素材、車の振動防止、応用の可能性」

2009年10月29日付の日経産業新聞で報じられていたこの話題。こりゃすごい。

500倍って、相当柔らかいものが相当硬くならないと達成しない数値です。同記事内での硬さの比喩は、プリンからプラスチックへ。

しかも、さらにすごいのがその発想元。

ナマコなんですって。

ナマコを触ったことがある方はご存じだと思いますが、彼ら、相当硬くなるんです。なんでも、ナマコの皮膚内のコラーゲン繊維が棒状に伸びることからヒントを得て開発された素材とのこと。

よく類推を思いつきましたね。。

確かに、自然界には面白い特徴を持つ生き物が数えきれないほどいます。ですが、そこからヒントを得るのは簡単ではない。

ポイントは抽象化。今回のケースでは、「やわらかいけど硬くなるもの、やわらかいけど硬くなるもの・・・」と研究者の方がぶつぶつ言いながらいろいろなものに触っていた…のではないかと勝手に想像。

形を捨て、"機能"に注目することで、新しい発見があるかもなぁと思った今日でした。

しかし、それでもナマコってスゴい発想ですね。。

ではではー

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