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本の紹介 - 幸福を見つめるコピー

幸福を見つめるコピー
岩崎俊一
東急エージェンシー
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ことばの極限。

真理はこの世界に何千年も前からずっとあって、ただ見つけられるのを待っている。
見つけた真理を人は普遍と読んで大切にする。

普遍的な考え。普遍的な思い。

普遍に触れると、感情が動く。
感情が動くと、体が動く。

そして、世界が変わる。

広告は、人の心を動かして、行動を起こすものです。人の心を動かすことがいかに大変かは、ご存知の通り。では、なぜ筆者のことばたちにはそれができるのか。

ひとつ読めば分かります。

この本に納められていることばたちには芯がある。真ん中がある。
堅くて、強い。ドスっと刺さってくる。

刺された心はドキドキしてしまって、わけがわからなくなってしまう。
でも、ドキドキすることは気持ちよい。

呼び起こされた衝動に、心地よさが伴う。だから衝動は行動を伴うのです。

そして、それはものの売り買いに限ったことではありません。

強いことばたちと一緒に生きることは、人生を豊かにする。
人生のただ一つの目的である「幸せになること」を支えてくれる。

夜空を見上げて、名前も知らない星々が輝いてるように、幸福のことばはすぐそこにある。でも、大抵の人は、それに気づかない。

あぁ。みんなが見逃してしまった幸福を、本書はいくつも納めている。

強いことばと生きる幸せを。ぜひ。

ではではー

<もっと知りたい方へ>
すみません。不勉強でした。筆者はコピーライターとしてあまりにも有名な方のようでした。最近の一作として「年賀状は、贈り物だと思う。」があります。このコピーを読んで、普段書いていない年賀状を書いた覚えが。思えばグサリと心がやられていたんですね。本書に納められていることばはどれもシンプルで、力強く、心が震えます。もう、自分の会社のコピーも創って欲しい。毎日眺めることで、力強く生きられそうな気がします。・・・ちょっと、頼りすぎですかね。

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