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説明責任を放棄しない

来年の夜間大学院について上司へのひとしきりの説明を行った1週間でした。

職場に迷惑が掛かり申し訳ない、という趣旨でお話したのですが、皆真剣に僕の将来について心配して下さいました。
本当に感謝しきりです。

説明の際に困ったのが現在の職務との関連性です。職業が通常の事業と多少異なるため、現在の仕事と関連付けて説明することが難しかったのです。

その中で、上司の方の1人から、「説明責任を放棄するな」と言われました。

自分が何かしたいことがある場合には、必ず今の職場には迷惑が掛かるものだと。
だから、皆が納得感のある説明を行うことがお前の義務だと。

ご指摘の通りです。

説得の方法には2種類あると思います。
事実に基づいて論理的に説明する方法と、パッションで感情的に説明する方法です。

説得には多かれ少なかれ、両方の要素が含まれます。

仕事で相手を説得する際には8:2ぐらいで前者が必要です。一方、自分の将来などパーソナルなことについての説明には2:8で後者が必要となります。「結婚して下さい」の時に前者を使う人がいたら、それは方法を間違っているでしょう。

後者は決して論理的ではないのですが、心に響きます。

「説明責任を放棄するな」は、「論理的に説明しろ」、という意味と共に、「お前の熱意を見せろ」という意味でもあったのだと思います。僕は主に前者で説明してしまったのですが、今回の場合後者に比重を置いて説明した方が良かったかもしれません。

人に自分の考えを説明するのは難しい。
でも、説明責任を放棄してはいけない。

学ぶことが多い1週間でした。

ではではー

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