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ヴォイニッチの科学書から学ぶ花丸ブログのつくりかた

誰かに何かを伝える時に大切なことを再々確認したなぁというお話。

大好きなPod castの一つに「ヴォイニッチの科学書」という番組があります。明日使える科学の小ネタを発信する番組です。無料版は約5分~10分と短いのですが、毎週楽しく聞いています。

で、このヴォイニッジの科学書が1年に一回、皆を集めて科学の話をしようというイベントに参加しており、その収録が放送された回が配信されていました。その中でとっても勉強になった話を3つほどご紹介(ちなみに、下のリンクで流れます。50分とちょっと長めです)。

Simple is best!

ヴォイニッチの科学書で紹介される科学話はすごく分かりやすいのです。相対性理論なんて普通5分では話せない話題もさらっとまとめて聞かせてくれます。

その秘訣。それは、伝えたいことを絞ること。正確さを多少犠牲にしてでも分かる話をするということでした。

話すときについつい知っていることをいろいろと盛り込んでしまうのですが、受け手にとってはどうでもいい話であったりするのですよね。つまり、受け手が何を望んで聞いているのかを考えて正確さを決めましょうということでしょう。

学者の議論と一般のトークでは求められるものが全然違いますよね、ということ。気をつけたいです。

Evernote的情報管理

最後の方でネタの創り方を披露されていました。その方法がまさにEvernote情報管理術。

新聞記事のスクラップ、企業・大学のプレスリリース、専門雑誌の切り抜き。それらをデータ化して専用ソフトで管理していらっしゃるとのこと。コツコツとした情報収集と、もしゃもしゃと集めた情報を噛み砕くことで面白い話が出来上がっています。

また、大事だなぁと思ったのが、新聞記事だけでは話にならないので、面白いと思った話題は必ず元ソースまで辿るということ。これもついつい怠けてしまいがちな点です。

興味があることしか続かない

最後に、続けるために一番大切なこと。それは自分が楽しむということ。

話題の選び方は、大切な話題を2割、好きな話題を8割という割合で選ぶようにしているそうです。理由は好きでもない話題を話している人の話なんて誰も聞きたくないでしょう、と。

一流大学を卒業した人があまり大成しないのは、自分の好きなことをやらずに安定した、社会的な地位の高い職業に就くからとも言われています。好きだからこそ続き、好きなことをしている人だからこそ皆が惹きつけられる。とってもとっても大切なことだと思います。

☆☆☆

もう、今回のブログエントリーからすぐにもっともっと気をつけようと思ったお話でした。

ヴォイニッチの科学書。面白いですよーぜひぜひ一度聞いてみて下さい。

とは言え、僕もまだ有料会員ではないのですが。。。そのうちね!

ではではー

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