Evernoteで学業の効率はもっと上がる! - iPhoneへの同期で移動中に復習を
学業の敵、忘却。なんとかならないものなのか、と。。
memories.. Photo by dream_maze
私たちは記憶と忘却を繰り返して日々を過ごしています。覚えては、忘れる。そして、ふと思い出す。あまり大切でないことならそれで良いのですが、学業・研究では忘却は天敵です。
エビングハウスの忘却曲線によれば、次のように人はものごとを忘れていくそうです。
20分後…42%
1時間後…56%
1日後…74%
1週間後…77%
1ヶ月後…79%
1日後には74%も忘れてしまうんですね。どうりで覚えていないわけです。
だから、復習は大切。でも、分かっていつつもついつい怠けてしまう。
なぜか。
めんどくさいからですよね。決まってます。机に向かって、ノートを出して、気合い入れて読み始めて。
このめんどくさいを2回目の大学生活ではトコトン減らしてやろうと模索中です。
最後はEvernoteに送る
Evernoteに保存さえすればスマートフォンで見返すことができます。行き帰りの電車の中、ちょっとした空き時間、スマートフォンがノートに早変わり。これならば満員電車の中でだって見直すことができます。
ちなみに僕はiPod touchを使っています。iPhoneと違い、インターネットにいつも繋がっているわけではありません。ですが、Evernoteのプレミアム会員(年間$45または月$5)になるとiPhoneやiPod touchにノートを保存できるようになり、オフラインでも保存したノートを見ることができるようになります。
1000000060 Photo by 130shin
年間5000円弱の出費は痛いけれども、オフライン機能が使えると思うとiPod touchを使っている方には欠かせないサービスかなぁと思っています。また、EvernoteにWordやPPTも保存できるようになるため、USB忘れなどのファイルが無くて困る!という状況がほぼなくなります。
Evernoteに保存した授業のノートはこんな感じで見直すことができます。
1000000061 Photo by 130shin
次は、どうやってEvernoteに授業のノートを保存するか、という問題。
講義型授業=PCでノートをとる
社会人になってPCを使うことが当たり前になってしまった今、手書きのノートはかなりシンドイ、というよりも若干苦痛ですらあることに気づきました。PCは文字を書くことができるスピードが全く違います。
そのため講義型の授業には思い切ってPCを持っていくことをオススメします。おそらく授業にPCを持っていくことが初めてという方も多いと思いますが、何事もチャレンジです。
で、PCにはEvernoteアプリがあるため、これでノートをとれば良いやと思っていたのですが、試してみて早速挫折しました。Evernoteアプリが重すぎる。vaio type pが悲鳴をあげてギブアップです。文字が2秒後ぐらいに表示されます。。。
なので、今はアクセサリのメモツールに一度タイプしてからEvernoteのノートに貼り付けるという少しめんどくさい方法でしのいでいます。PCの性能が良ければEvernoteアプリを使うことに問題はないのですが、ネットブックのような少し機能の弱いPCだとEvernoteアプリ内でのノート作成は難しいと思います。
ちなみに、メールにノートをとって、Evernoteに送信するという方法もあります。メール送信でのノートの作り方は以前のエントリーをご参照下さい。
参加型授業=普通のノートに記載→Evernoteにアップ
ゼミや討論型の授業ではPCを使っている暇がありません。PCは文字入力がしやすいところがGoodなのですが、図を非常に描きにくいという欠点もあります。次から次へと展開する参加型の授業には、やはり手書きのノートが向いていると思います。
問題は、ノートをとった後にどのようにEvernoteに入れるか。
方法は2つ。タイプするか、写真で入れるかです。
タイプする
一つ目は、授業の内容を思い出しながら帰り道にでもFastEverでタイプする方法です。そもそも参加型の授業でノート数が多くなりすぎることはあまりありません。そこで、歩きながらFastEverで簡単な授業メモを作ります。
これが意外に思い出す良い練習にもなり、気に入っています。帰り道でメール感覚で打てますし、何を覚えていて何を覚えていないかの復習にもなるからです。
写真を撮る


iPhone 3GS、iPhone 4、iPod touch (第4世代)、iPad 2 Wi-Fi および iPad 2 Wi-Fi + 3G 互換 iOS 3.1 以降が必要
カテゴリ: 仕事効率化 価格: ¥600
更新: 2011/03/04
どうしても転記がめんどくさい時には、CamScanner+でノートを写真にしてアップしてしまいます。FastEverSnapでも良いのですが、CamScanner+を使うととてもキレイにノートが写真化されます。何度も見直すものなので、少しでも気分良く使えるように、多少の手間をかけてもよいとは思います。
まとめ - 何回も見直すことができる環境をつくろう
それぞれの方法で少しずつ手間が掛かっているのは事実です。ですが、紙のノートを見直したことが果たして何回あったか、と思うと多少の手間ひまを掛けてでもEvernoteに入れる価値はあると思います。
続けるためには少しでもめんどくさいことを減らすことが必要です。一番身近なツールで授業の見直しをすることができるというのは、こまめな復習を助けてくれます。
ノートにいろいろ書いてあるんだけれども見直したことないなぁ、というあなた。ぜひEvernoteでの復習をお試し下さい!
ではではー
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