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強敵に真っ正面からぶつからないための十文字

ブログでマーケティング修行を!でも書いたように、ブログはマーケティングを体験できる場所だなぁと思います。

Marketing as Consumer Engagement
Marketing as Consumer Engagement / stefanomaggi

ブログの成果はシンプルに考えればアクセス数です。読者に求められているものをアウトプットできていれば、読んでくれる方は増えるはずです。でも単純に良いものをアウトプットすれば良いかというと、そういうわけではないのが難しいところ(今回書きたいこととズレるので深入りしませんが、プロダクトアウトの考え方とマーケットインという考え方になります)。

商品を売るためには、相手にするお客さまを決める必要があります。そのための方法がセグメンテーションです。

セグメンテーションとは、お客さまを何らかの基準で分けて考える方法です。ただし、単純に分けるだけでは意味がないので、ある商品に対して同じように感じてくれるグループに分けることが必要になります。ブログであれば、ブログの特徴に対して面白いと思ってくれる読者層を考えることがセグメンテーションとなります。

セグメンテーションの方法には代表的な4つの切り口があります。

1. 地理的軸
2. 人口統計的軸
3. 心理的軸
4. 行動的軸

ただ、みんなが同じような切り口を使えば、同じような結論に到達して、同じようなもので世の中があふれてしまうことになります。そこで、心に響くものをつくるためにお客さまへのベネフィットで軸を考えることが必要になります。つまり、お客さまに何を提供するのかという切り口です。

たとえば、「何度も読みたくなるようなブログとは何か?」と考えた時に、エントリーの性質と更新頻度という切り口が考えられます。

ブログのセグメンテーション
ブログのセグメンテーション Photo by 130shin

 

各点のブログはどれも「尖っていて」良いブログです。明確な特徴があるということです。この中で、どのブログのアクセスが一番多いかは、区切られたワクの中にどれだけ潜在的な読者がいるかという問題になります。それが市場規模の話です。

通常、市場規模の大きい市場は魅力的なので、プレイヤーはそこに集まるようになります。

ブログのセグメンテーション2
ブログのセグメンテーション2 Photo by 130shin

 

するとオレンジのようなブログはどうしても競り負けてしまい、読者を獲得できない可能性が高いと言えます。

そこでどうするかと言うと、戦い方を変えます。更新頻度が高いことはそんなに価値があることなのだろうか?エンタメとお役立ちという2つのみを読者はブログに求めているのだろうか?他の重要な要素はないのだろうか?と考えます。

例えば、実は更新頻度がそこまで重要な要素ではないことが分かり、ブログの文体で読者が惹かれることが分かりました。また、ブログの意見の面白さが重要な要素であり、エンタメ系かお役立ち系かで読者はブログを選んでいるわけではないことも分かりました。すると勢力図はガラリと変わります。

ブログのセグメンテーション3
ブログのセグメンテーション3 Photo by 130shin

 

ブログの扱うトピックというのはあまり重要ではなくて、実は読者は意見と文体でしかブログを選んでいなかった、という発見がもたらしたセグメンテーションの組み替えです(あまり現実的ではないですが)。こうなるとオレンジのブログにもチャンスがあるということになります。

 

まとめ - 強敵がいるときにこそお客さまを見よう


この考えはどんなことにも有効です。職場でやたら優秀な同期がいる場合に報告の細かさで勝負したり、イケメンの彼氏のいる彼女と付き合うために顔の良さではなく共通の趣味を持つことで勝負したりなどなどです。

肝心な点は、相手が何を求めているのかを把握して、今とは違う軸をつくることです。さらりと書くのは簡単ですが、それが一番難しいことではあります。

強敵がいるときには、何が求められているのか?をもう一度考えると、意外な突破口があるかもしれない、というお話でした。

マーケティングって難しいですね。精進します。

ではではー

 

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