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本当にありがたいのは「答え」をくれる人ではなく

今回は最近、テレビを見ていたり、人と話していてふと思ったことについてのお話。


Advice / laughlin

 

良い占い師と悪い占い師


ウデの良い占い師と悪い占い師を分けるのはどこにあるのかと考えてみると、僕は「答え」をくれる占い師というのは悪い占い師なのではないかと思っています。

「あーしなさい」、「こーしなさい」、「そっちはダメで、こっちが良い」と言われても、「本当にー?」となってしまうのです。疑う余裕があればまだしも、心に余裕が無いと渡された「答え」の鵜呑みになってしまいます。

では、迷っている時にポンと背中を押してくれる人がいい人かというと、決してそんなこともないわけです。その踏み出せない一歩が良い一歩とも限らないわけですし。

 

ありがたい助言とは何か?


などと考えていたら、著名なコンサルタントの方のアドバイスを思い出しました。経営トップの方に提案する時に、その方が心がけていることは、「決めやすく」してあげることなのだそうです。

僕なりの解釈なのですが、それは「質問」を整理してあげることだと思います。

「答え」をくれる人は、自分の考えを押しつけてきます。だから、その通りだとしてもあまり嬉しくもないですし、反発する心も生まれます。一方で、自分で見つけた答えというのは、人からもらった答えの何倍も納得感があります。

だから、自分で答えを見つけるべきなのですが、そのために「良い質問」をくれる人こそが本当にありがたい人なのだと思います。

売れている占い師さんは、この質問する力がとっても高いので自然と聞き上手になるのではないでしょうか。

 

仕事と私、どっちが大切なの?


男性陣には批判の的にしかならないこの名言。本まで出て反論されたりなどもしています。ですが、これって限りなく「良い質問」なのではないでしょうか。

つまり、あなたが一番大切にしているものは何なのか?と聞かれているわけです。文脈によっては全然違いますが、まぁ、聞かれているわけです。この問いを自分で自分にできる人がどれだけいるでしょうか?

自分の価値観を見直す作業というのは、なかなかに力が必要です。それだけに何かのきっかけがないとやらないでしょう。でも、このことを考えずに生きるというわけにもいきません。

だからこの質問をしてくれることは、とてもありがたいことなのです。そんなことがわかっても、これを聞かれている状況のマズさは変わりませんが。

 

まとめ - 「良い質問」をくれる人を見つけよう!


自分の考えには限界があります。そこで、他の人との関わりが大切になってきます。これからは「答え」をくれる人よりも「質問」をくれる人を好んで探してみませんか。

質問には考えの方向性を決める力があります。良い質問は良い答えを自分の力で生み出す手助けをしてくれるのです。

僕も人と話しているときには、その人の考えを進められるような「良い質問」をできるように心がけます。

ではではー

 

 

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