発表会を持とう!
習い事はなんでも発表会を持つべき、というお話。
習い事はスムーズには成長しない
習い事をしていると、最初は急激に伸びている自分を感じることができます。もう、それはグングン伸びているのが分かる感じ。気持ちよく成長できる段階です。
それが、いつの間にか踊り場に差し掛かかります。あんなに楽しかったことが、あんなに伸びていると感じられたことが、とたんにつまらなくなったり、成長を感じなくなったりするものです。
これを打開するのが、「発表会」です。この修羅場を潜り抜けなければ次に行けないという、崖。言い換えればボスキャラ的なものです。これをところどころに設定しましょう。
本気のシチュエーションでなければ学べないことがある
発表会は本気でやるものなければいけません。本気というのは、負けたら本当にツラい思いをするという意味です。「負けてもいいや」というものは発表会ではありません。
この発表会で上手くいくか上手くいかないかという不安と戦いながらスキルを磨くというのが、崖を目前とした時に一番伸びるやり方だと思います。
発表会はそれこそ本気になれるのなら何でもいいのです。テストだって、普段の仕事だって、本当に発表会だって。とにかく、不安を感じるぐらいに本気になるような機会を造ることが大事です。
発表のために必要なスキルが見えてくる
発表会を設定することによって得られるものは、発表の時に必要なスキルが自分に備わっているかを見直すことができることです。つまり、今の自分の能力を客観的に見直すことができること。
これは、プレッシャー下でないとやらないことです。自分の伸ばしてきたスキルを一度丁寧に見返して、欠けているところ、伸ばすべきところを見つけること。それが次のステージの成長の糧になります。
このボスをやっつけるためには何が足りないのでしょうか?何が自分のスキルの中で必殺技として使えるものなのでしょうか?
まとめ - 本気の「発表会」は成長のために欠かせないもの
学ぶことはそれだけで楽しいものです。ただ、前の自分に届かなかったステージに進むためには、ジャンプが必要です。強制的に自分をジャンプさせてくれる機会、それが発表会です。
いつの間にか成長が止まるというのは、前のステージを十分にクリアできるほどにレベルが上がったということ。だから、次のステージに進まないとレベルは上がりません。
そのための本気の発表会、ぜひ組んでみませんか。
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