年末に読みたいKindle本7選
今年ももう終わり。少し時間のとれる年末に読みたい「しっかりした」本たち。
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今年はKindleがある!
祝・電子書籍元年!今年は本当に電子書籍が「使える」ようになった年でした。如何でこの流れに逆らおうか。今年は電子書籍で年末読書を満喫する日々です。
そこで、今回は年末に向けて面白そうっ!と思った本たちをリストアップ。仕事始めまで十分楽しめそうです。
ちなみに、ピックアップの基準はだいたい以下な感じで集めました。
- 個人的な興味
- レビュー件数がある程度集まっている
- 評価平均がそこそこ高い
と、いうわけで本のリスト
寝ながら学べる構造主義
現象に着目するのではなく、その現象を起こした背景としての構造に着目してものごとを考える構造主義。普段の生活に一段深い目線をくれるはず。
理性の限界
会社員から学生、科学者に運動選手がディベートを繰り広げることによって理性の限界とは何かの理解を深める冒険の書。ひとつのことに対して、さまざまな視点からアプローチする方法を知るために。
生物学的文明論
ヒトがヒトらしく生きるとは何なのか。生き物のカタチ、大きさ、生活にはそれぞれ意味がある。相互の関係性の中から、では人間らしい人間は何かを探る生物学の挑戦。
三国志
英雄とは何なのか。風雲吹き荒れる乱世で頭角を現す人物とはどんな人間なのか。時に洗われた物語、心打つ表現。果敢な生き方をすべしと思い出させてくれるシリーズ。
国家の品格
レビュー数651はダテではなく、レビューも5から1まで100ずつ割れている話題作。意見が割れるということは、それだけ内容が刺激的ということ。時間があるときだからこそ内省を促す一冊を。
政府は必ず嘘をつく
かたや、世の中は理想では動かないわけで、現実に目を向けることはもっと重要。事実としての現場を見ずに理想を語っても夢は夢。地に足ついた議論の大切さを知るために。
世界で勝負する仕事術
職業人として最先端で戦い続ける仕事人の手記。刻々と変わる環境、毎日が頂上決定戦。短距離走の走り方でゴールの見えないマラソンを走る環境の中で、生き抜く仕事術を知るために。
みんなでキュレーターになろう!
電子書籍はこれからどんどん当たり前になるでしょう。一度電子書籍での本の買い方に慣れてしまうと、本屋さんにまで足を運ぶのがおっくうになってしまいます。今は本の数が少ないので選択の余地が少ないのですが、今後爆発的に様々な種類の本が電子化されることになると思います。自費出版から絶版本の電子化まで、その幅は計り知れないわけです。
すると、音楽配信と同様の流れが起こることになります。良い本を勧めてくれる実際の店舗が廃れてしまい、皆がランキングで同じものをばかり購入するという状況です。そこで期待されるのがキュレーター。面白い本を独自の視点でピックアップしてくれる人です。
人にオススメされた本を僕はすぐに買ってしまいます。本にはその人の考え方が垣間見えるので、面白い人のオススメしてくれる本ならなおさらです。一億総キュレーター。本当にそうなるといいなー。
つまり、面白い本があったら教えて下さい!、ということです。
ではでは、良いお年をー
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