コンサルタントの思考力
こんなことどうやって思いつくのよ?と思うぐらい皆さんスゴいのです。
週末にコンサルタントの方の書いた本を2-3冊読んだのですが、どの本も構成、話の切り口、分析から説明までどれを取っても素晴らしく、驚愕。
良い本は目次から読者を惹きつけます。今回は読んだ全ての方の本の目次が「現状の問題点→改善するとこうなる→改善のためにこうするべき→最後にレビュー」とキレイに流れています。考え方を徹底的に磨き上げている感を受けました。
うーむ。こうなるまでに何年かかるんでしょうねぇ。。
Objective
コンサルタントの思考力を盗む!
Conclusion
右脳と左脳の両輪で走る!
Background
キーワードは右脳と左脳のコラボレーション。右脳は視点・切り口・ゼロベースを通じて切れ味の良い仮説を立てるために必要です。一方、右脳で立てた仮説を説明・実行できるベースまで落とすのが左脳の役割。どちらが欠けても良い解にはなりません。
問題を発見→解決するまでには、①仮説の立案、②論点への分解・整理、③対応策の策定という流れで進みます。
①仮説の立案
仮説を立てるためには、3つのポイントがあります。
a.視点の設定
b.常識の破壊
c.マクロの目線
それぞれ、a.問題の見方は正しいのか、b.常識にとらわれてBetterな解が出てこなくなっていないか、c.空からの視線を持つことによってより大きな改善案が出せないかというもの。
例えば、a.市場シェアが60%→30%に下がったというのは悪い例のように聞こえますが、本当は大衆用の市場から脱却して高級セグメントへと移行したためのシェアダウンかもしれません。また、b.天動説に対して地動説がマイナーな意見であったように、必ずしもポピュラーなものが正しいとは限りません。さらに、c.新商品を出すために適した市場がないのならば新しく市場を創ってしまうような根本的な軸のズラしが可能でないかを考えるということです。
良い仮説は普段から様々な物に触れ、自分でいろいろと考えることでしか立案できないと思います。逆に言えば、良い仮説を生み出す人は人生を賭けていろいろな体験をされているということです。
②論点への分解・整理
仮説を立てただけでは漠然としており、解が見つかっても実行が不可能であったりします。仮説の内容を具体性を有するレベルにまで分解・整理するのが左脳の役目です。
分解・整理のためのツールとしては、やはりロジックツリー。これを作ることができるようになるのが、問題解決のための第一歩です。
訓練次第でロジックツリーは簡単に作ることができるようになると言われています。裏返すと、訓練しなければ全く作ることができないものであるとも言えます。こういうものこそ学校の授業でやるべきだと常々思うのですが。
ロジックツリーで大切なことは、ゼロクリアです。つまり、ご破算。苦心して作ったものを一度ゼロにしてもう一度作り直すという地獄のような作業です。しかし、コンサルタントでも一発で良いツリーを作ることができることはまれとのこと。ゼロクリアを繰り返して作成されたイシューツリーは無駄がなくシンプルなものとなります。
論点にも重要なものとそうでないものがあるため、重要でないものを掘り下げる必要はないのです。そのため、掘り下げてみて重要性から×となった場合は一度ゼロクリアし、別の論点で再度トライする。その繰り返しなのだそうです。
③対応策の策定
イシューツリーが具体性を持ったものであれば、対応策にも具体性が備わります。実行して結果を出すことが最大の目標ですから、実行できない案は無価値とも言えます。
上述のようにツリーを作成することは訓練次第なのだそうです。しかし、この実行性を伴ったイシューツリーを作成することはまた別の問題。だめなイシューツリーを作ってしまうと、改善案に結びつきません。そのようなツリーは切れ味の悪いツリーとされ、「So What?」と聞かれてしまうそうです。だから何?って厳しいですねぇ。。
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問題解決で一番大切なのは、正しい問題を設定することとはよく言われます。しかし、それはもう一歩進んだ段階の話。まずは、設定された問題を正しく解くことからです。
問題解決能力は全ての社会人に必要だと思います。なぜなら、全てのビジネスとは本質的に問題解決だからです。商品を売っていても、サービスを売っていても、それはお客さんの問題を解決するために行っていることです。
日本が元気になるために、全ての人に問題解決能力を!
ではではー
<もっと知りたい方のために>
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戦略思考コンプリートブック
著者:河瀬 誠 |
☆×4
MECE、イシューツリー、2×2マトリクス、、そんなん全部知ってるよ!という方におすすめ。内容は、ツールの紹介ではなくどのようにツールを使えるようになるかというものです。セミナーや現場で体感するしかなかったことを本によって訓練できるという優れモノです。しかし、読むだけではダメでしっかり考えながら進める必要があります。その意味でとても疲れる本です。
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観想力 空気はなぜ透明か
著者:三谷 宏治 |
☆×4
題名に答えることができなかったら買いではないでしょうか。空気はなぜ透明かという問いに始まるこの本では、ゼロベース、視点、マクロ目線を学ぶことができます。本書中の事例が全て現実の有名な事例であるため、実感を持って読み進めることができます。ビジネスの中で採用されている戦略の深さ・多彩さを知ることができます。
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