日頃の「みっけ」を大事にしたい!

サクッと簡単に使えるYouTubeの小技まとめ

YouTubeで環境音楽をそろえようかなぁと思った時に使った、サクっと簡単に使えるサービス3選です。


youtube / Sean MacEntee


お気に入りの音楽をダウンロード(YouTube to mp3)


YouTube to mp3というサイトを使うと、登録なしでYouTube動画の音だけをダウンロードすることができます。

YouTube1
YouTube1 Photo by 130shin

 

ダウンロードして音楽プレイヤーやスマホに入れておけばインターネットにつながっていない状況でも音楽を楽しむことができます。また、講義・講演などをダウンロードすれば電車の中が勉強部屋に早変わりです。

意外に、自分が撮ったビデオから音だけを取り出す時にも使えますので、結婚式の動画編集などにも。

 

ひたすらヘビーローテーション(URLに"repeat"追加)


YouTubeのURLは"www.youtube.com/xxx"となっていますが、この"www.youtube"の後に"repeat"と入れ"www.youtuberepeat.com/xxx"とすると、ひたすらに同じ動画を流すことができます。気に入った動画をずっとずっと、ずーっと聞きたい!という時に。

 

YouTube2
YouTube2 Photo by 130shin

 

その他、YouTubeのURLに関する小技はたくさんありますので、気になる方は「youtube url 小技」などで検索してみて下さい。

 

関連動画を自動で再生(Music Discovery Project)


Music Discovery ProjectというYouTubeが提供しているサイトでは、検索されたアーティスト、曲に関連する動画を自動で再生してくれます。

 

YouTube3
YouTube3 Photo by 130shin

YouTube4
YouTube4 Photo by 130shin

 

これを使えば、一つの動画を見終わった後に関連動画をクリックして開く必要がなく、音楽を流しっぱなしにすることができます。

ちなみに、同様のサービスでGoogle ChromeにChrome YouTube PlayerというExtensionがあります。これは関連する動画を500本(!!)自動で流してくれるというもの。Google Chromeを使っている方にオススメです。

 

まとめ - YouTubeの基盤プラットフォームとしての価値


YouTubeは世界一の動画共有のプラットフォームです。プラットフォームである以上、YouTubeの価値はYouTubeだけでは創られません。アップされる動画、紹介したような付加サービス、さまざまなものが生まれる素地を創ったことにYouTubeの価値があります。

文字・写真だけでなく、動画も世界的に共有されるようになり、それをリードしていくというViewを基にGoogleがYouTubeを買収したのが2006年。自社のVisionだけではなく、市場の変化も先読みした先見性のある買収であったことは、それから5年が経ち誰しもがYouTubeを使うようになったことで証明されています。

個人的にはOpen派なので、台頭するClose派に負けずGoogleには今後も頑張って欲しいものです。

ではではー

 

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Google Drive運転開始!

長いウワサの期間を経て、本当に運転開始。


とりあえず、GoogleのDropbox


Dropboxをご存じの方なら、その便利さにも慣れていると思います。そのGoogle版という印象で間違いないです。オフィシャルブログからの読めるDropboxとの違いは2点です。

1. 資料の同時編集が可能(Dropboxだとクラッシュして、複数のファイルが作成されます)
2. 資料の検索が優れている(Dropboxと違い、そのうち中身の検索もできるようにしたいとのこと)

Googleらしい違いの出し方ですが、資料の検索の方は今後の課題とのこと。なので、個人ユーザーにとってはまだDropboxと同じかなぁと思います。

下のリンクからスタートです。

https://drive.google.com/start#home

 

Google Driveを始めるまで


Google Driveのサイトにアクセス、右上のGoogleドライブに移動をクリックします。

2012-04-25 04h34_42
2012-04-25 04h34_42 Photo by 130shin


Googleドキュメントを使っていた方は、Googleドキュメントと一瞬で統合されます。すごいスムーズ。

マイ ドライブ - Google Drive
マイ ドライブ - Google Drive Photo by 130shin

 

画面上のGoogleドライブをダウンロードを選ぶとダウンロードサイトに移ります。

Google Drive for Mac
Google Drive for Mac Photo by 130shin

 

インストールが終わると、ローカルフォルダにGoogle Driveが追加されています。一緒に、過去に作成したGoogleドキュメントのファイルもローカル保存されます。

Google Drive-1
Google Drive-1 Photo by 130shin


ファイルの検索は?


Googleと言えばやっぱり検索。ということで、試しにいくつかファイルを入れてWebサイトで検索してみました。

検索結果 - Google Drive
検索結果 - Google Drive Photo by 130shin

 

パワーポイントなどは中身も検索してくれています。ただ、PDFはまだ中身検索は無理みたいですね。

今のところ、PDFの中身も検索したい!という場合にはEvernoteへの保存⇒検索が一番良いです。今後のGoogleの検索/整理力に期待です。

共有ドキュメントの同時編集は、僕の環境ではそれほどニーズはありません。プログラマの方々には必須の機能なのでしょうか。

 

まとめ - ローカル保存の終わりのはじまり


YahooからもYahoo Boxが発表され、同じようなことができる環境にある中、何を全面にプッシュするかで各社の違いが見えます。

  • Dropbox ⇒ シンプル性
  • Yahoo Box ⇒ 思い出の共有
  • Google Drive ⇒ 検索と共有 

ただ、やっぱり先行優位というか、Dropboxに使い慣れてしまっている方が動くほどの差が出ているのかなぁという点ではちょっと疑問です。

一方で、全てのファイルの中身を自由に検索できるようになったら、Google Driveは相当強いと思います。個人の増え続けるファイルをなんとかしたいというニーズは大きいですし、Googleの本領発揮は検索ですから。

一つ確実に言えるのは、ローカルフォルダにのみファイルを保存するという時代が終わろうとしていることです。誰でも簡単に、無意識にWeb上にファイルを保存する時代がもうそこに見えています。

増えるデバイス、速くなる通信。この2つの環境の変化を活かすサービスは今後も広まりそうです。

ではではー

 

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自分のアタマで考えよう?

方々で人気だったので読んでみた一冊。内容はとってもためになります。でも、ちきりんさんのコアスキルはそうじゃないよなぁ、と思ったので、ついついエントリー。

自分のアタマで考えよう
ちきりん
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 409

 

 

 

自分のアタマで考えよう?


確かにちきりんさんの自分のアタマで考えるスキルはスゴいです。この本も効率的なインプットの技術を延々と説明する解説本に真っ向から対立して、本読むな、PC閉じろ、スマホ捨てろと非常にアグレッシブです。そこまでは言ってないか。

 でも、それだけでこんなにここまでの知名度になるのかなーというのが今回の疑問です。

世の中にはアタマのいい人がたくさんいます。ですが、アタマのいい人たちがみんなちきりんさんのような大成功?を収めているかというと、決してそんなわけないわけです。では、何がその差となるのでしょうか。

 

他人のアタマで考えよう!


思うに、ちきりんさんのコアスキルは「他人のアタマで考えられる」ことです。おちゃらけ社会派として、すごく反響を呼びそうな話題を、ファウルギリギリの水準でおちゃらける。これは相当読み手視点で考えないとできないことです。

つまり、自分のアタマで考えようというのは大前提で、他人のアタマでも考えられないと、人の世という大海の中で上手く泳ぐことはできないということです。

そんなの当たり前? でも、「自分のアタマで考えよう」を読んだ後にありがちな一番大きい落とし穴は、この他人アタマの欠如だと思います。ロジカルにフレームワークで考えれば上手くいく…ときもあれば、そうでないときも。


どうして分かってくれないの?


人は経験したことしか本当に理解することはできません。そして、経験したからといって必ずしも理解できるとは言えません。

だから、僕たちはほとんどのことを想像するしかないのです。そして、その想像の輪郭がどれだけくっきりとしているかが、社会への影響力につながるのだと思います。

スティーブ・ジョブスはひとりよがりでしたって?いやいや、コンシューマーの生活を恐ろしいほどの解像度で想像できていたからこそ、あれだけの製品を創ることができたのです。社会的に受け入れられるためには、想像の解像度を精緻にしなければいけないのです。

 

まとめ - 想像のピクセルを細かくしよう!


自分のアタマで考えることは、すべての始まりです。社会へのインパクトのためにもっと大切なのは、他人のアタマで考えることです。この他人アタマ思考の精度が高いほど、社会に受け入れられやすいものを創ることができるようになります。

そのためには、普段からみんなが何を面白がっているのかについても考えることが必要です。そう、これって、あれだけダメだダメだと言われている「空気を読む」ことでもあります。

「空気を読む」ことは、ホスピタリティの始まりです。相手が何を求めているのか、それを考えることも時には必要だということです。

なんでも、良い面もあれば、悪い面もあるってことですね。

ではではー

 

 

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ミッキーに学ぶプロフェッショナリズム

先日、TDSでミッキーのホスピタリティに感動したというお話です。

TDS
TDS Photo by 130shin

ご存じの方も多いと思うのですが、TDSにはホライズンベイ・レストランという、ミッキーたちがご飯中に会いに来てくれるステキなレストランがあります。

よかれと思い1.5歳の娘を連れて行きました。娘とミッキーたちとの写真も一緒に撮りたいという大人の事情も若干ありました(笑)

ところが、ミッキーを見るや、娘は「コワイ!」の連呼で泣き叫ぶのです。予想外の事態に僕は若干パニックです。結局写真なぞ1枚も撮ることもできず、レストランの外で娘をあやすという最終手段に。

落ち込みつつ、ミッキーが通り過ぎていった席にとぼとぼと戻った後の出来事でした。

行ってしまったハズのミッキーが娘の背後からこっそりと近づいてきてるではありませんか!

見ると、人差し指を立てた「しー」のサインと、「写真、写真」のサイン。娘は全く気づきません。

機転のおかげでめでたく、ミッキーと家族の写真が撮れました。

今回、僕がミッキーの行動に感じたプロフェッショナリズムは3点です。

  1. お客さまが何を求めているのか適切に掴んでいること。
  2. 状況を理解の上、ベストな対応を瞬時に実行していること。
  3. 再度驚かすかもしれないというリスクを負担していること。

自分が仕事をする時に、果たして全部満たしているでしょうか。本当に勉強になりました。

ぜひ、TDSに遊びに行かれた際には、ホライズンベイ・レストランをお試し下さい。プロのホスピタリティを感じられます。

そのとき、写真のようにミッキーから後光が差して見えました(笑)

ではではー


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本当にありがたいのは「答え」をくれる人ではなく

今回は最近、テレビを見ていたり、人と話していてふと思ったことについてのお話。


Advice / laughlin

 

良い占い師と悪い占い師


ウデの良い占い師と悪い占い師を分けるのはどこにあるのかと考えてみると、僕は「答え」をくれる占い師というのは悪い占い師なのではないかと思っています。

「あーしなさい」、「こーしなさい」、「そっちはダメで、こっちが良い」と言われても、「本当にー?」となってしまうのです。疑う余裕があればまだしも、心に余裕が無いと渡された「答え」の鵜呑みになってしまいます。

では、迷っている時にポンと背中を押してくれる人がいい人かというと、決してそんなこともないわけです。その踏み出せない一歩が良い一歩とも限らないわけですし。

 

ありがたい助言とは何か?


などと考えていたら、著名なコンサルタントの方のアドバイスを思い出しました。経営トップの方に提案する時に、その方が心がけていることは、「決めやすく」してあげることなのだそうです。

僕なりの解釈なのですが、それは「質問」を整理してあげることだと思います。

「答え」をくれる人は、自分の考えを押しつけてきます。だから、その通りだとしてもあまり嬉しくもないですし、反発する心も生まれます。一方で、自分で見つけた答えというのは、人からもらった答えの何倍も納得感があります。

だから、自分で答えを見つけるべきなのですが、そのために「良い質問」をくれる人こそが本当にありがたい人なのだと思います。

売れている占い師さんは、この質問する力がとっても高いので自然と聞き上手になるのではないでしょうか。

 

仕事と私、どっちが大切なの?


男性陣には批判の的にしかならないこの名言。本まで出て反論されたりなどもしています。ですが、これって限りなく「良い質問」なのではないでしょうか。

つまり、あなたが一番大切にしているものは何なのか?と聞かれているわけです。文脈によっては全然違いますが、まぁ、聞かれているわけです。この問いを自分で自分にできる人がどれだけいるでしょうか?

自分の価値観を見直す作業というのは、なかなかに力が必要です。それだけに何かのきっかけがないとやらないでしょう。でも、このことを考えずに生きるというわけにもいきません。

だからこの質問をしてくれることは、とてもありがたいことなのです。そんなことがわかっても、これを聞かれている状況のマズさは変わりませんが。

 

まとめ - 「良い質問」をくれる人を見つけよう!


自分の考えには限界があります。そこで、他の人との関わりが大切になってきます。これからは「答え」をくれる人よりも「質問」をくれる人を好んで探してみませんか。

質問には考えの方向性を決める力があります。良い質問は良い答えを自分の力で生み出す手助けをしてくれるのです。

僕も人と話しているときには、その人の考えを進められるような「良い質問」をできるように心がけます。

ではではー

 

 

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バレンタインデーのいろいろな真実

バレンタインデーって実は。。。な数々のデータ。情報SourceはGoogle Insightです。Scopeは全世界ですかね。

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VtD1 Photo by 130shin

 

バレンタインデー関連の小売は年々増えているんですね。確かに売り方も上手くなって、日本では本命・義理チョコの他に、女の子どうしでのプレゼントも定着した感じですよね。

パッケージからも明らかに女の子がターゲットの商品も多く、チョコだけで考えても市場は広がっている感じです。

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VTD2 Photo by 130shin

 

ジツはみんな買い物が好きなのに、買うきっかけがないのかもしれないですね。そう思ったのが、このデータ。プレゼント用らしいお店での買い物も多いのですが、かなり友達向けのお店での買い物の金額も多いのですよね。

商品をつくるより、買い物の理由を創ってあげた方がモノって売れるのかも。

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VtD4 Photo by 130shin

 

みんなが何を買っているのかというデータ。宝石、ディナー、お花に洋服と鉄板なアイテムに消費は向かっています。クリスマスの購買傾向と比較したら面白いかも。

そういえば、日本ではチョコレート屋さん(ショコラティエ)の売上の70%以上がバレンタインデー関連とも言われています。他の時期はカフェなどをやった方が経営としては良いのかもしれませんね。

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VtD3 Photo by 130shin

 

で、やっぱり、結局払っているのって男の人なんですね。。

知っているつもりのイベントもデータで見ると別の一面が見えますね。Factでの判断って大切。でも、その解釈は難しい。

ではではー

 

 

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上海の夜景とパワフルな人々

上海なう。

 

上海の夜景とマンション事情


さすが上海。夜が明るい。ビル、車、街灯。どれもが夜の大切な構成要素で、すべてで「上海の夜景」を創り上げています。

ビルは林立していて、すべからく背が高い。住むためのビルですら50階はザラにありそう。

上海のマンションは少し郊外だと1m2あたり7万円ぐらいだそう。中心に近づくと250万円になるそうな。思ったよりもいけそうな感じ?

いやいや。中国では家を持っていない男は結婚できないらしい。ということは、20代半ば〜後半で400万円貯めないと。平均月収は10 万円ぐらいらしいので、結構なハードル…

 

眠らない街


夜に中心街をぶらりすると、あまりにもの人の多さにびっくりする。もう22時よ、みんな?

なんでも、お店は22時まで普通に開いているらしい。外国人だけじゃなくて、中国各地からも旅行に来ているみたい。

お店の人たちはガッツがあって、12時過ぎまで翌日のディスプレイをしてい ました。さすが、激戦区。お店からも必死さが伝わってきます。

 

輝きは荒波の中から


つまりは競争が激しいということ。産業の利益率には需要曲線、供給曲線の形状と参入企業数が影響します。過当な競争は長期的に企業の超過利益をゼロに押し下げていく。

無情に、容赦なく。

だから、生きることに必死になれて、それだけ激しく輝くのでしょう。上海の光は人々の生きる意思そのものなのかもしれません。

ずっとここに留まるためには歩き続けなくちゃ。他のところに行きたいならば、2倍の速さで走らないとね。

赤の女王の声が聞こえる夜でした。

ではではー

 

関連エントリー


 

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つながるPS VitaとつながれなかったGALAPAGOS

今週奇しくも対照的な発表となった2作品。

PlayStation®Vita
PlayStation®Vita Photo by 130shin メディアタブレット「GALAPAGOS」モデルチェンジおよび販売方法の変更について|お知らせ:シャープ
メディアタブレット「GALAPAGOS」モデルチェンジおよび販売方法の変更について|お知らせ:シャープ Photo by 130shin

PS VitaとGALAPAGOSの違いは、消費者の「ジョブ」を解消することができるかどうかだと感じています。ジョブとは「イノベーションのジレンマ」のクリステンセンが提唱した、消費者が商品によって片付けようとしている用事です。


ゲームは大人のためのリッチコンテンツに


PS Vitaが解消しようとしているジョブはゲームの面倒くささです。ゲームの2極化は進行しており、スマートフォンやガラケー向けに提供されるライトゲームとリッチコンテンツとしての従来型ゲームに分かれてしまっています。しかし、リッチコンテンツとしてのゲームは時間が掛かりすぎることを理由に、以前メインターゲットだった世代が徐々に離れてしまっています。

PS3やPSPのゲームのCMでは、大人がゲームをするシーンが度々登場します。これも、従来のFC、SFC、PS、PS2とゲーム機の成長と共に成長してきた世代を離さないようにするための方策です。電車の中を見ると分かるように、PSPを持っている社会人の男性はかなり多いのです。ゲームは今や大人も楽しむものになっています(電車内で女性がPSPを持っているのは見たことがありません)。

しかし、メインターゲットである社会人には時間がありません。据え置き型のゲームを楽しむ程の余裕がないのです。これを解消することが、PS Vitaのミッションです。

PS VitaはPS3のワイヤレスコントローラーとしても使えることを謳っています。据え置き型のゲームを持ち運ぶことができる。これが時間が無い社会人にゲームを楽しむ利便性を与えるというPS Vitaのジョブです。リッチコンテンツを手軽に楽しむことができる環境を、既存のハード、ネットワーク、最先端の技術、さまざまなものをつなげることによって創り上げようとしています。

PlayStation®Vita | 持ち歩く楽しみがひろがる | プレイステーション® オフィシャルサイト

PlayStation®Vita | 持ち歩く楽しみがひろがる | プレイステーション® オフィシャルサイト Photo by 130shin

 

GALAPAGOSのミッションは何だったのか


一方で、GALAPAGOSが解消しようとしていたジョブは何だったのでしょうか。そして、それはGALAPAGOSでないと解消できないジョブだったのでしょうか。

電子書籍には複数のプレイヤーが参加していますが、そのほとんどが独自のコンテンツやネットワークを持っていません。SHARPは差別化されたネットワークの優位性を持っていたのでしょうか。GALAPAGOSはネットワークからも孤立した存在になってしまっていたと感じざるを得ません。

iPadはMacとiTunesと、PSPはPSのNetworkと、KindleはAmazon Storeとつながっています。どれもが単独で魅力のあるコンテンツです。それとつながることができるデバイスは、消費者のコンテンツへのアクセスというジョブを解消してくれるものです。

 

まとめ - つながりが強く必要とされる世の中になっている


昔から、ハードがどんなに良くともソフトが良くなければ売れないということは分かっていたことです。ですが、最近はより生態系が明確になっており、棲み分けが図られてきました。

魅力的なコンテンツアイランドに簡単につながることができるドア。消費者はそれを求めています。ドアをより開けやすくするか、アイランドをより魅力的にするか。そのどちらかを解消してくれないデバイスは進化の過程で淘汰されてしまいます。

つながりが強く必要とされる時代になってきました。

ではではー

 

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普通のプレゼンを良いプレゼンにするための3つのポイント

また、TEDにスゴいプレゼンを見せつけられてしまいました。

tedPAD - create millions of amazing and really bad TED talks
tedPAD - create millions of amazing and really bad TED talks Photo by 130shin

 

「TEDTalksにまつわる真っ赤な嘘と統計の話」と題されたプレゼンに感心しました。TEDに集められた数多くのプレゼンを統計的に分析、ベストなTEDプレゼンとは何かを探り出すというプレゼンです。

内容が面白いのは当然のこと、見せ方がとても上手いなぁと感じます。そこで今回は、その秘密を考えてみました。

アウトラインの提示


一番最初にトライアングルの図でこれから3つのことについて語るという全体像を示しています。これがとても分かりやすく、安心感を与えてくれます。

プレゼンが始まって、つかみが終わったあとに示される全体像。この図はトピックが変わるたびに示されます。観衆はこの地図によって迷わずにプレゼンの中での自分の位置を確認できます。

人は先が見えないときに不安を感じます。その不安を先に地図を渡すことによって払ってあげるのです。校長先生の話が長く退屈に聞こえたのは、いつまで続くか分からなかったからです。終わりの見えない話ほど人を不安にさせるものはありません。

ビジュアルプレゼンテーション


オッカムの剃刀という話があります。同じことを伝えるならば、より少ない言葉で伝えるほうが優れているという考え方です。これはプレゼンのスライドも同じです。

今回のプレゼンでは、様々な言葉がスライドを埋め尽くします。しかし、プレゼンではその全てに触れるのではなく、スライドのアニメーションで理解してほしいところだけをピックアップしています。その点で、視覚に強く訴えかけるプレゼンです。

もちろんビジュアルプレゼンテーションにも欠点はあります。解釈に多様性が生まれるため、正確さが落ちてしまいます。ただ、全く聞かれないのでは意味がありません。必要なことを覚えてもらうことこそがプレゼンの役割だと思います。

話すスピードと抑揚


プレゼンのスピードには諸説あります。曰く、一分間に150 文字、曰く、いやいや、400文字、エトセトラエトセトラ。でも、本当に必要なのは抑揚だと感じます。

今回の話者は少し早口です。ですが、全く不快な感じも、理解できない部分もありません。むしろキレの良さという印象を受けました。その秘密は、スライドのアニメーションと合わせて、大切なところでスピードを抑えている、間をとっているからです。

ただ、プレゼンに慣れていないとどうしても早口になってしまいがちなのは間違いないです。意図した早口と、緊張による早口を観衆は敏感に感じとります。早口は悪ではありません。ただ、意図しない早口は抑揚を失わせるので、伝える力が落ちてしまいます。

まとめ - ちょっとした工夫でプレゼンはずっと良くなる


最初に全体像を渡す、重要な部分に絞る、抑揚をつける。どのプレゼンの教科書にも載っていることです。ですが、「わかる」と「できる」は違います。わかるからできるまでには深いふかい谷があります。

その谷を乗り越えるためには、普段から意識するしかありません。普段の会話すべてがプレゼンです。相手に分かりやすく話せているか、考えてみるのも良いかもしれません。

上の3点は、普段の会話の中でも意識すればできることです。日常こそが特別の土台になる。いつか突然やってくる大舞台に備えて、1つのひとつの会話を大切にしなければ、と思います。

ではではー

 

リンク


TEDTalksにまつわる真っ赤な嘘と統計の話
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/liesdamnedliesandstatisticsabouttedtalks.html

TEDPad
http://get-tedpad.com/

 

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Limit x Shoud be = Will

AppleのCEOスティーブ・ジョブス氏が会長職に退きました。

Steve Jobs
Steve Jobs Photo by 130shin

健康の問題を抱える氏は、時間と常に戦っていました。一方で、自身の強いビジョンであらゆることの「あるべき姿」が見えてしまい、完璧主義者として手を抜けないというジレンマもあったでしょう。

時間的なLimitとShould beは、Willを生み出す源泉となります。以前、Will × Skillの話もしましたが、今回の件から個人としての力を組み合わせると以下のようになるのではないかと思うようになりました。

 

Power × Vision
Power × Vision Photo by 130shin

 

Willは時間的なLimitとShould beで強くなるもので、それとSkillが重なることでPowerが生まれます。そして、PowerがVisionと相まって世界を変えるのではないかと。

Appleに戻ってきてからの、iPod、Mac Book Air、iPadといった晩年の製品はワクワクするだけではなく、現実的に皆に行き渡る価格のものでした。Visionary Personとしての氏のVision、世界を変えたいと願う氏のWill、それを実現するAppleという会社のSkillが相互に作用して、本当に世界を変えてしまいました。

今や、iPhoneは世界で5,000万台を超えて出荷されています。2007年に登場してから、4年間で全世界の約1%の人が使うようになったのです。

革命は起こすことができるものだ。

その教えこそが、ジョブス氏が世界に送る最大のプロダクトなのかもしれません。

ではではー

 

 

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