仕事の精度を高めたい!

心の動きなしには成し遂げられない大仕事

最近、大仕事をするためにはココロの働きが必須だと感じています。

Psalm 34:18 (Clouded Heart)Psalm 34:18 (Clouded Heart) / Lel4nd

 

ルーティンとタスクの違い


ルーティンとタスクの違いは、反復的に生じるものかどうかという発生起源に基づく分類の他に、仕事に求められる質の違いもあると考えています。ルーティンは「満足できる水準の質をいかに早く達成するか」が重要であるのに対して、タスクは「限られた時間の中でいかに高い品質を達成するか」が重要となります。

仕事の中には、満足水準を満たせば十分であるというものも多くあります。そのような仕事に必要以上に時間を費やすことはToo muchで、逆に時間を掛けなければならない仕事に時間を回せなくなってしまいます。ルーティンの高速化で作った時間をタスクに当てることが、全体としての仕事の質を高めます。

例えば、高級ホテル経営で有名な星野リゾートでは、リピーター獲得のために良く効く項目と効きの悪い項目を分類し、効きの良い項目に注力しているそうです。ホテル業ではリピーターを獲得しなければ経営は先細りになってしまいます。そのため、リピーター獲得に効く項目を見分け、そこにより注力することで、科学的にリピーターの獲得率を高めているのだそうです。

何をルーティンとして何をタスクとして分類するのかの判断は、仕事全体の質を高めるための第一歩と言えそうです。

 

タスクと大仕事の違い


ル−ティンとして位置づけられなかったタスクの中には、相当なパワーが必要となるため通常発揮している力だけでは不十分となる仕事も含まれます。そのため、通常の力でできる仕事がタスク、通常の力で対応できない仕事は大仕事となります。

大仕事は日常的には生じません。数年に一回の改革・変革、そのようなものが大仕事です。そのため、大仕事は経験する数が少なく、日常的な力では対応が困難となります。その克服をどのようにするのかは常に問題となります。

例えば、大仕事を日常としているプロフェッショナルに仕事のサポートを依頼するというのは、有効な手段です。自分にとっては大仕事でも、彼らにとってはタスクであるという状況は往々にして生じ得ます。一方で、プロフェッショナルにとっても大仕事となる状況も当然あり、その場合には参加者全員が通常の力では対応できないことになります。

 

ココロの動きが大仕事に与える影響


参加者全員にとって大仕事の時に、プロジェクトの成否を分けるものは何でしょうか。その一番大きい要素がココロだと思います。

人はココロの状態によって発揮できる能力が大きく変わります。愛/憎しみ、希望/嫉妬、期待/恐怖、ココロの動きにはプラスの方向もマイナスの方向もありますが、その全てに言えることが極めて大きな力を生む原動力となるということです。

つまりは、ココロの動きなしには通常の力を超える力というものは出てこないということです。そして、大仕事において通常の力を超えるものが出ない状況というのは、極めて危険な状況です。だから、大仕事にはココロが動いている人間が必ず必要となります。

聞いた話ですが、大きなプロジェクトを任せる場合には、本人がやりたいようにやらせるのがロジックで詰めるときよりも上手くいく場合が多いのだそうです。ロジックで考えるとAだけれども、担当者がやりたいのはBというときは、Bをやる方が良いと。それは、担当者の心が動いているからなのだと思います。

 

まとめ - ココロの動き無しには達成できない仕事もある


ずっとロジカルな仕事を心がけてきたのですが、そのような仕事の仕方ではタスクには対応できるのだろうけれども、大仕事には対応できないのだろうな、ということに気づきました。仕事にもココロの動きは必要です。ココロの動きなしには達成できない質の水準があります。

ロジックはテクニックであり、スキルです。使えば使うほどに上達はします。ですが、アンロジカルな思考や精神状況でないと達成できない仕事も存在するというのが今回の発見です。

ココロの動きを殺すのではなく、活かす仕事をしたいと思います。

みなさんは最近、ココロ動いていますか?

ではではー

 

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プロの知的生産術 - 自分の20の引き出しをつくってみた

知的生産術の中での差別化。

プロの知的生産術 (PHPビジネス新書)
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インプット過多になりがちな昨今の世の中において、いかに上手なアウトプットを残すかにフォーカスした知的生産術。

「知的生産術」と言いつつも実はインプットに関して多くのページを割きがちなIT系知的生産術ではなく、トップコンサルタントとして企業のトップと第一線で戦い抜いた経験に基づく「生き抜くための知的生産術」が書かれています。

読むだけならば、とても読みやすく作られている一冊。ですが、どうやってここに書かれていることを実践するのかまで考えると、とてもではないけれども、「あぁ、面白かった」では済まされない一冊でもあります。

特に、前著「スパークする思考」で公開された著者「秘蔵の」思考方法、20の引き出しについて掘り下げて書かれているのが個人的にはとてもHit。ということで、まずはちゃんと一回つくろうと思ってやってみました。

 

引き出しの作り方 - Webでの活動を整理しよう!


まずは、ブログのカテゴリーがそのまま引き出しのカテゴリーに…ならなかった。。今更ながら、カテゴリーあいまいすぎましたかね。でも、ブログからは次の9つの引き出しをピックアップ。

  1. スマートフォン(iPhone, Android)
  2. 時間管理
  3. 思考法
  4. ITツール(Evernote, Google etc)
  5. 経営戦略
  6. 競争戦略
  7. 英語
  8. 会計
  9. 本全般

次は、EvernoteにGo。僕は、ノートブックは主に情報ソース、タグが情報の種類というように分けているので、タグの一覧が興味の一覧。面白いことに、興味のあるタグにはたくさんのノートがあるのに対して、あまり興味がないとノート数が少ないという。自分の興味が一目瞭然です。

Evernoteからは7つの引き出しをピックアップ。

  1. エネルギー問題
  2. 経済
  3. ファイナンス
  4. 文章術
  5. 起業
  6. ネットワーキング
  7. ビジネスモデル

あとは、Twitter。自分がTweetした内容から、何に自分が興味があるのかを見つめてみます。Twitterはピンときた記事にコメントを付けて条件反射的にやっているので、見直してみると結構面白い結果に。

  1. Apple
  2. ガジェット
  3. メディア
  4. TED
  5. 子育て

 

ということで、できたよ! -しんのすけの20の引き出し


上でピックアップされたものの順番を少し整理してみました。自分の興味のあることを整理してみれば、意外に簡単に20の引き出しには達するものだなぁと。あとは、この引き出しの中に入っているネタをどれだけ上手く引き出せるか、なのかなと思います。

  1. スマートフォン(iPhone, Android)
  2. ITツール(Evernote, Google etc)
  3. Apple
  4. ガジェット
  5. TED
  6. 時間管理
  7. 思考法
  8. 文章術
  9. 生産性
  10. 英語
  11. 経営戦略
  12. 競争戦略
  13. 経済
  14. 会計
  15. ファイナンス
  16. 起業
  17. ネットワーキング
  18. ビジネスモデル
  19. 本全般
  20. エネルギー問題
  21. メディア
  22. 子育て

引き出しを作った次には、何がネタとして引き出しに入っているかをチェックです。でも、入れ物ができただけでも結構頭の中を整理しやすくなりました。

20の引き出し、自分の興味の整理も兼ねてつくられてみてはいかがでしょうか?

ではではー

 

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プロセスのインプットという考え方

知識のインプットと同様にプロセスについてもインプットが必要だと思う。
こんなことを考えさせてくれたのはこの本。

自己デザインする生命―アリ塚から脳までの進化論
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生物は元々の目的を達成するために遺伝子による形態の獲得のみではなく、プロセスをも受け継ぐ因子を持っているのではないかというのが主題。難しい本で最後は哲学にまで踏み込んでいくとても骨のある一作。

このプロセスも引き継がれるという考え方、現代人の知識生産でも同じことがいえると感じたのですよ。

インプットとアウトプットの関係

生物が新しい遺伝子を仕入れることによって新しい形態を手に入れるように、知識生産のアウトプットもまずはインプットありき。様々な知識をインプットすることによってアウトプットがこぼれ出るようにわき出してきます。

ただ、情報を仕入れただけでは新しいものが生まれてきません。インプットしたものが変質してアウトプットされるためには加工というプロセスを経ること必要となります。つまり、生産量を上げるためにはインプットを増やせば良いのですが、アウトプットの質を上げるためには生産量を増やすのではなく加工の改善が必要となるのです。量の向上は必ずしも質の向上には繋がらないと考えるべきです。

では、アウトプットの質をどう高めるか。この問題の答えがプロセスのインプットとアウトプットだと思います。

プロセスのインプットとアウトプット

ブログを書いたことがある方は経験があるのではないかと思うのですが、最初は何を書けば良いのか良く分からないのですよね。でも、そのうちにもっといろいろなものを書きたいという欲求が出てきて、それが量の向上に繋がっていく。

で、ある程度の量がかけるようになると次はもっと良いものが書きたいという欲求が出てくる。まさに今の僕がこの辺にいて、自分のアウトプットの質をもっと高めたいとずっと悩んでいます。そこで、なぜ質の高いものが書けないかを考えてみると、質の高いものの書き方を知らないコトに気づいてしまいました。

今までプロセスをインプットするという考え方をしたことがありませんでしたが、アウトプットがインプットに起因すると考えるならばこれは有効な考え方ではないかと思います。

プロセスのインプットとは、文章の構成、話の流れ、論理性といった、文章の話題ではなく書き方に注目することです。これを今まで意識していなかった。

例えば自分の好きな作家の文体を注視する。例えば文章の論理構成を考えながら読む。文章が伝えようとしていることではなく、文章そのものに着目するという考え方です。これがプロセスのインプット。そして、文体や論理構成を別の話題で使ってみる。これがプロセスのアウトプットです。

まずはプロセスをインプットしてみよう

いつもの自分の書き方ではなくて、好きなあの人の書き方を真似してみる。そして真似するためにどのようにあの人が書いているのかを考えながら読む。

だから、読むときの姿勢がとっても大切。プロセスをインプットするために。

あ、なんだか結構ピンときた。

ではではー

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シンプルを代替するチーム管理手法は存在しない

チームの運営を任されるようになってから、チーム管理に様々な方法を試してきました。
Task管理を行ってみたり 、スケジュールを綿密に打ち合せてみたり。

この数年間の結果、分かったことが1つあります。
There is no alternative but a simple method.

1019 日別スケジュールスタンプ

 

個人的にはTaskChuteを愛用していて、Toodledoを通って、またTaskChuteに戻ってきています。2週間に1度仕事内容の時間別報告が必要になるので、 活動記録が必要なんです。活動記録が残ると週次のレビューもできますし。

一方で、チーム管理にタスク管理ツールを使ったら、ことごとく失敗しました。短いと2週間、長くても2ヶ月のお仕事なので、 ツールなんて使い慣れる前に終わっちゃうんですよね。

その他、人によっては結構拒絶反応もありました。「オレはこんな管理されたくないんじゃー」みたいな。まぁ、確かに人それぞれ仕事の進め方も管理方法って違うわけで、それを僕がやりやすいからコレでやってというのは受け入れられないんですよね。

ただ、一つだけ有効な管理方法があったんです。それが、期限管理。

シンプルにカレンダーを共有して、そこに皆が見えるようにタスクのDueを記載する。結局これが一番効きました。

まず、Dueが見えているのでそれぞれが自分の方法で進められる。で、皆が見ているので責任の所在が明らか。最後に、Dueから遅れそうになったらネジ巻きができる。

これをサポートしてくれるツールってGoogle CalenderかOutlookのスケジュール機能という超シンプルなツールだったりするのです。

これがベストでないことは分かっているのですが、僕の経験ではシンプル管理以上に良い方法が思いつきません。

皆さんはどのようにチームを管理していますか?

ではではー

関連おすすめ本

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
デビッド・アレン
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タスク管理と言えばGTD。頭の中にあるタスクを全て書き出して、それを退治していくという方法に一度慣れてしまうともう元には戻れません。全ての仕事が見える状態にすることが効率改善の第一歩です!

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体験と経験のあいだ

今日は研修でした。
一日座って講義を受け続けるのって結構疲れません?

昔は研修を受けても全くアタマに残らずに、かなりもったいない時間を過ごしていました。
何がポイントなのか分からない。聞いて理解したつもりでも終わった途端に分からなくなる。すぐに忘れる…などなど。

そうして時は流れていきました(笑)

ようやく研修の受け方も上手になってきて、ある程度頭の中に研修内容が残るようになってきました。
今回 はその方法についてせっかくなので。

Objective
情報を頭に残したい!

Conclusion
体験 ×アウトプット = 経験!

Background
最近ようやく分かってきたことがあります。知識と体験、知恵と経験の差です。

知識は読むことによって得られる情報。
体験は体で感じることによって得られる情報。

この2つに共通することは何かというと、2つとも情報なんです。
つまり、インプット。

一方で、情報が意味を持つのは、使える形で自分の身についている状態のときのみ。
いつでも正確に情報を引き出すことができるようになっている状態です。

情報が身に付いた状態とも言えるかと思います。

この2つを結ぶ懸け橋がアウトプット。

例えばということで、算数の授業を思い出してみて下さい。
先生が教科書の説明をする。例題を黒 板で書く。その後。

練習問題を解かされたハズです。
ここがポイント。意外とできないんですよね。情報を消化しきれていない状態で す。

これを補うのがアウトプット、計算問題です。

研修も同じです。
研修を受けて、研修資料に要点を書き込むだけではまだ情報です。

研修の内容のサマリーを研修を受けながら作っていく。
今日こんな内容の研修だったよーと、研修に参加しなかった人に説明できるような資料を作成する。

これで、知識の定着が全然違います。
作ってよし、見直してよし、他の人も分かってよし、の一石三鳥。

知恵 = 知識 × アウトプット
経験 = 体験 × アウトプット

もっと良いのは、他の人と議論 することです。
前提が分かっていないと議論ができない。分からなかったことが分かる。

さらに、お互いの知識が絡まって、新しい発見も。
友達って大事ですねー

***

最近の携帯電話の進化で、インプットはより簡単になってきてるんですよね。
メー ルが見られる。TVが見られる。インターネットができる。

気付くと、どんどんインプットにばかり時間をとられていることに気づきます。

イ ンプットをいくらがんばっても、いずれは消えて行くんですよね…
結構、それに気付くのに時間がかかってしまいました。

意識してア ウトプットの時間を確保しませう。

…研修中、夢を見るのは…これもアウトプットですかねー

ではではー

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大切な約束を思い出すために読むべき本

恋人との大切な記念日を忘れて、3日間口をきいてもらえなかった…
絶対に、誰もが一度は思ったことがあることだと思います(笑)

僕は大切な人の誕生日を覚えるのがやっとです。家族の分ですら日付があやしい。でも、誕生日には皆ちゃんと祝ってあげたいのです。

記憶は私たちの行動を支える強力な源泉です。記憶があるから私たちは複雑な用事をこなすことができます。逆に記憶がおろそかになると行動も行うことができず、冒頭のような悲しい事件が起きてしまいます。

記憶を支えるために手帳を使うというのもアリだと思います。でも、手帳はなかなか書き込みが面倒であったりします。あと、字が読めないんです。。急いで書いた時の自分の。

そんな悩みの折に、スゴい本が来ました。これは、試さねば。

Objective
記憶をITツールで支えていこう!

Conclusion
簡単!でも、慣れとマメさは絶対必要!

Background
今回、目に止まったのが、こちらの本。

仕事脳を強化する記憶HACKS(ハック) ~ITツールを駆使して”第2の脳”を使いこなせ! (デジタル仕事術シリーズ)

この本のスゴいところは、①仕事に必要な記憶力とは何かを定義したこと、②その記憶力の向上のために、一切の脳トレを行わないとしたことです。

P.20
このことか分かるとおり、ビジネスの現場で有用な記憶力とは、何でも覚えておく力ではなく、適切なことをタイミングよく思い出す力なのです。

確かに。

記憶というものにはいくつかの種類があって、感覚記憶、作業記憶、短期・長期記憶他に分けることができます。この中で、仕事のときに特に必要になるのが、展望的記憶という将来行う行動に対する記憶力と筆者は位置づけています。

本の中にはその展望的記憶のサポートのために厳選されたツールが紹介されています。このツールの厳選にこそ、本書の価値があります。

いわば、本書は旅行代理店。どこ行きたいのかを明確にしてあげれば、オススメの旅行の日程を示してくれていることと同じです。あとは、現地で楽しむだけ。

この現地で楽しむ行為が、読者にとってはITツールの実際の使いこなしとなるのです。それゆえ、本書は今年一番「読んだだけでは役に立たない本」です。実地体験が入って初めて本書は「完成」します。

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 なまけもののあなたがうまくいく57の法則

なまけるために、先にやろう。ハインリッヒの法則にあるように、本書のツールを使って300のヒヤリを潰しておけば、恋人にフラれるような大事故も防げるはずです。

***

すでに幾つか使ってみています。さすが使いやすいものが多いです。そのうち自然淘汰されて、自分にとって必要なものだけが残ると思います。

人間は忘れる生き物。そして、忘れることかできるというのは決して呪いではなく、祝福なのだと思います。過去からの全ての記憶が並列して残っていては、今の自分に一番大切なことが何なのだかが分からなくなってしまう。だから、忘れることができるのでしょう。

もっと、よりよく生きるために。

ご一読、感謝です。ではではー

<もっと知りたい方のために>

佐々木正悟のライフハックス心理学というご自身のブログもお持ちの著者。記憶にフォーカスしたIT補助という切り口が斬新でした。もし一つだけお願いがあるとすれば、巻末にツールの一覧を作って欲しかったです。今読者が持っているもので何ができるのかを知るために。ツールをここで書いては「厳選」の意味がなくなってしまうので、せめて目次でまとめます。

①携帯(iPhone以外も可)
P.31…携帯電話がタスクをアラートする
P.34…携帯電話でタスクリストを管理する
P.123・・・メールで「今週の目標」を受け取る

②iPhone
P.51…iPhoneでタスクを管理する
P.97…携帯電話でスケジュールを管理する
P.133…iPhoneで予定とタスクとメモをまとめて管理する

③PC(オフライン)
P.59…PCで一日のタスク処理をシミュレートする
P.81…アウトルックでスケジュールとタスク・メールを一元管理する
P.115…ソフトウェアでアイデアを完璧に分類する

④PC(オンライン)
<他、全て>

Mind パフォーマンス Hacks ―脳と心のユーザーマニュアル―
Ron Hale-Evans
オライリージャパン
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本書で対象外となっている、「脳の良い使い方」を解説している本です。ちょっとしたことを覚えるために有効なテクニックから、人前であがらないための方法など、知っていると役に立つことが満載です。よく使うものを選んで使っていけば、様々な窮地を救ってくれると思います。


なまけもののあなたがうまくいく57の法則
本田 直之
大和書房
売り上げランキング: 164

レバレッジシリーズの著者の本。ハインリッヒの法則と同じです。先にめんどくさいことをやっつけておくだけで、後々楽をしようという考え方です。本当のなまけものはなまけるための努力を惜しまないのです。

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天才とは何か - Outlier 「天才!」

Outlierは本書の一番最初に書かれている通り、統計等で外れ値を意味する単語です。平均から外れた=傑出した能力を持つまでの過程を解き明かしたもの。その方法は極めて単純な格言に戻ります。

「継続は力なり」

Objective
天才とは何かを考える!

Conclusion
誰しもが持っている情熱の種!

Background
本書はOutlierになるために必要なものを、10,000時間の経験と定義しています。

この10,000時間の経験について、あとがきで勝間さんは、10,000時間÷8時間/Day = 1,250日⇒3-4年、3時間/Dayならば9年かかる水準と書かれています。実感の沸く数字です。

18時間以上熱中して物事に取り組むことは相当難しいです。達成の条件は二つ。

①熱意
ひとつは、それが好きであるということ。継続して熱中して取り組むためには、それを行うことを脳が「快」と感じなければなりません。

本書中でビルゲイツの例が出て来ますが、彼はプログラムを作成するために深夜 に大学に忍び込んでのめり込んでいたそうです。もう、完全な中毒。ただ、熱中とはそんなレベルなのでしょう。…確かに僕もゲームやっている時の集中力と継 続力を他の部分でも使えたら大成しそうな気がします。逆に言えば、ゲームにハマったことがある方はあの頭のフロー状態を知っているわけです。あとは、それを発揮できる仕事をすれば良いだけです。

②環境
もう一つが、環境。好きなことに巡り合うことができる機会、取り組むことができる時間があるということ。この要件は大部分を他者に依存してしまう点が難しい点です。

本書はこの環境という点を思い出させてくれる点で有難い本です。本書を読んだ方多くのが自分が受けてきた教育、自分が子供に与えることのできる環境について思いを馳せる書評を書いていることからも効果は明らかです。

些細な環境の違いが大きな差を生んでしまうことを本書は指摘しています。ポイントは「家庭」でもoutputすることができる環境があるか。家族の団らん、お出かけ、そんなごく当たり前の出来事中で能動的に参加する機会があれば子供は伸びます。

***

本書はOutlierがOutlierになるまでの過程を豊富な事例で帰納的に解き明かしている点で価値があります。え、そんな事例まで持ってるの!?と驚くぐらいに幅広いOutlierの物語が詰まっています。

ただ、ひとつ思うのが、これはOutlier=天才の話か?ということです。本書中には、一定のレベルの大学に入学することができる人ならばノーベル賞を獲りうるといったことも書かれています。つまり、一般的な頭の良さがあれば誰だってOutlierとなりうることを示しているのです。頭の良さはあまり関係ない。

ではOutlierの何が違うのかというと、①の情熱です。昔、大学の講堂でアナウンサーの福澤さんが「才能とは持続する情熱である」と定義したことに深く感動しました。その定義からすると、天才とは、生まれつき持っている才能です。言い換えると、天才は誰の中にでもある、自身の内に秘める可能性です。それは、Outlierを意味しません。

その天才を見つけることができた一握りの人がOutlierとなっていくのです。つまり、Outlierの条件は「天才を見つけることができること」ということになります。そこで、環境なのです。幅広い物事に触れることで天才に巡り合う可能性は高まる。天才を見つけるのが早ければ早いほど大成する。

天才はOutlierの必要条件ですが、それは誰にでもあるのです。少しでも早く、少しでも多くの人がそれぞれの天才に巡り会えればなぁ、と切に願う本書読了後の今日でした。

ではではー

<もっと知りたい方のために>

天才!  成功する人々の法則
マルコム・グラッドウェル
講談社
売り上げランキング: 1751

☆×4
様々なOutlierの物語が詰まった一冊。Outlierの条件を解き明かす第一部と、OutlierたちがOutlierたるまでに通った道を紹介する第二部に分かれています。個人的には第一部の方がロジカルで好きです。また、勝間さんが翻訳したことでも話題に。ちなみに、勝間さんが翻訳を引き受けた理由は著者の一文一文を追いたいからとのことです。あ、そういった観点での仕事の引き受けもあるものだなぁと感心しました。

ビジョナリー・ピープル
ジェリー・ポラス スチュワート・エメリー マーク・トンプソン
英治出版
売り上げランキング: 24548

☆×4
OutlierがOutlierたる理由を見事にまとめた名著です。その基本は情熱を持って仕事をすることが素晴らしい結果をもたらすということ。情熱・意志・行動という3要素が継続してOutperformする条件としています。

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脳の正しい鍛え方

学校の成績がよくなりそうなことは?
①クラシック音楽を聴きながら眠る
②クラシック音楽を聴きながら勉強する
③子供のときに楽器の演奏を習う
④勉強を休んでビデオゲームをする

…といった問題から始まる「最新脳科学で読み解く脳のしくみ」という本を読みました。脳科学の専門誌の元編集長の著者が書いた本で、科学的な裏付けのある内容です。

良かれと思ってやっていることがジツは役に立っていなかったりして結構凹む本でした。

Objective
頭の効率的な鍛え方を知る!

Conclusion
「能動」が頭を効率的に鍛えるポイント!

Background
脳は約1.5kg弱の器官です。人間の体重の2%を占めます。一方、脳は心を支配しているわけですから、その人への影響は限りなく100%。そんな脳のより良い使い方を知ることはきっと役に立つハズという現実的な観点と、あまりに謎な器官のため純粋な興味が入り混じり、結構脳に関する本は読んでいます。

どの本にも書いてあるのが、「私たちは脳の3-10%しか使っていないというのはウソ」ということです。昔、脳の主要な部位以外はノイズといった本を読んだこともありますが、最近読んだ本では不要な部分などなく全体が連動していると書かれています。

あちゃーもう全部使っちゃってるんですね、脳。

ならば、その使い方をよく知るべき。ポイントは脳動ではなく"能動"。

どういうことかというと、自分が実際に行うことが脳を鍛える一番の方法であるということです。クラシック音楽を聴くよりも、自分で音楽を演奏した方が脳には良い。また、体を動かすことは、脳の様々な機能をフル活用することですから、スポーツは脳にも良い。

昔から言われる「文武両道」は理にかなっているわけです。

考えてみると、歩くという単純な動作一つでも多くの要素を調整しないと叶わないと言えます。バランス、速度、障害物の有無の確認、etc.脳は簡単に計算するのですが、人工的にこれを再現しようとしても、実用的なものにたどり着くまで2000年人類はかかってしまったわけです。意外に私たちはスゴいことをさらりとやってのけている。

一方で、そんな何年も昔から生き残るために必要であったことは簡単にできるものの、論理的に考えるといった文化的な使い方の方には脳の訓練が必要。それは、近年になってより強く求められる「技術」だからでしょう。頭の根本的な活動をOSとすると、使い方はソフトウェアであり、専用のソフトを積む必要があります。

それでも、OS自体の性能を上げることで、多くのSWを積むことができるようになるハズ。そしてOSを鍛えるためには、いろいろなことを「体験」として脳に刻み込む必要があるということでした。

脳トレより運動を。

ではではー

<もっと知りたい人のために>

最新脳科学で読み解く 脳のしくみ
サンドラ・アーモット(Sandra Aamodt) サム・ワン(Sam Wang)
東洋経済新報社
売り上げランキング: 586

☆×4
一日に何杯までなら脳に支障なくお酒が飲めるのか、記憶喪失の映画はどこまで正しいのか、お腹の子にクラシックを聴かせるのは本当に良いのか、といった脳にかかわるほとんど全ての領域を広く扱う一冊。ところどころに挿入されるTipsは面白いネタですが、本文は長年の研究報告で非常に専門的です。どんな人が読んでも楽しめます。ひとつだけ言わせてもらえるならば、Tipsの数が多すぎて本文を読むのに支障が出るような。。一度目で本文を、二度目でTipsを読むような読み方がおすすめです。

Mind パフォーマンス Hacks ―脳と心のユーザーマニュアル―
Ron Hale-Evans
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売り上げランキング: 119197

☆×3
もう、仕組みなんてどうでも良いからワザを教えてくれ!という方におすすめ。記憶するため、アイディアを出すため、寝るためetc.の様々なワザが載っています。気に入ったものを一つでも導入できればきっと考えることの効率が上がるハズです。僕は、忘れ物をしないというワザを使っています。使い忘れることも多いですが。。

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継続は技術なり

新年明けてから1ヶ月が既に経ち、今年の目標に挫折しかかっている方多いのでは?
僕も例外なくその仲間です。

いかんせん、日々の不確定要素が多すぎる!
人生の方程式の変数の数も次元も増えすぎて、最初はy=x+10と簡単だったハズが、y=5x +25z+100といった良く分らない状態に複雑化してしまいました。式の意味?適当です。

目標を達成するための方法は2つ。
①目標への達成要因を積み重ねる(目標達成力のアップ)
②目標への阻害要因を取り除く(工程のシンプル化)

これはわかっちゃいるのですが、実行が難しい。
今回は、①の方に着目、目標の達成要因を積み重ねるための源となる「やる気」について考えました。

Objective
やる気を出す!

Conclusion
体と連動させると脳が動く!

Background
最近読んだ本の中に「のうだま」という本があります。
人がやる気をアップさせるためにはどのように行動すればよいかというものです。
曰く、

B=Body(体を動かす)
E=Experience(いつもと違うことをする)
R=Reward(ごほうびを与える)
I=Ideomotor(なりきる)

これを、僕の先日の英会話にあてはめて考えてみました。

Body
体を動かす。これは大事。体調が悪い時にやる気は出ません。

全然関係ない動きでも良いのです。散歩や片付けをすると気分転換になってやる気が出るような気がします。また、勉強をやりたくない時に机の上を片付ける。やったことありません?たいてい片付けで終わってしまうのですが、あれもやりたくないことをやるために体を無理やり動かしているといえます。

英会話だと、言葉が出てこない時に手が動く。無意味な行動のようで、手を動かすとなんだか言葉も出てきます。

とりあえず、動いてみる。するとやる気はついてきます。

Experience
なんでもやっているとマンネリするものです。英会話で会話のCDを聞くという勉強は一般的な方法ですが、毎日同じものを聞いているとさすがに飽きてきます。

そんな時に、映画の会話を録音したものに変えたら、脳が勝手に聞こうとするのです。その時、あぁ飽きてたんだなぁとしみじみ思いました。

Reward
英会話も無目的にやっていると、モチベーションが続きません。日常生活で必要になるというのは一番のご褒美です。上達が日々実感されるのですから。

普段必要なければ、「夏の旅行に行った時に英語で話すことができるようになる!」とった期限とリターンがきっちり決められた勉強というのは身になると思います。僕も、試験があったからやろうという気になったわけですし。

Ideomotor
なりきりです。これは僕の基本のShould beを思い描きながらモノゴトにあたるということと似ている気がしました。

英会話だったら、映画の主役のように、スポーツだったら目標の選手のように。頭に目標となるイメージがあるのと無いのではやる気だけでなく、成長の速度も全然違うと思います。

安西先生も言っていたじゃないですか。流川から盗んで、流川の3倍練習しなさいって。

***

あ、なるほど。やる気を出すのも一種のワザだったのですね。
行動のシステム化で意志がなくとも実行できるようにしなさいというのが最近のビジネス本の主流な考え方ですが、もっと簡単。やる気が出れば続きます。

本は薄く、150ページ、しかもイラストが非常に多いのですが、中身は濃い。脳の研究をされている准教授の先生の理論に基づいているため専門的です。

年初の目標に挫折しかかっている全ての方におすすめです!
・・・とりあえず、今から走ってきます。

ではでは。

<もっと知りたい方に>

のうだま―やる気の秘密 Book のうだま―やる気の秘密

著者:上大岡 トメ,池谷 裕二
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆×4
なるほど、こうすると体も動くわけですねと感じた一冊。今まで無意識のうちにやっていた行動をきれいにまとめてもらえた感覚です。ちょっとしたことなのですが、知っているのと知らないのではやる気にひいては人生に大きく差が出てしまうカモです。

キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法 (幻冬舎文庫) Book キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法 (幻冬舎文庫)

著者:上大岡 トメ
販売元:幻冬舎
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☆×3
もう、このポーズだけで内容が80%です(笑)。体を動かすことによって脳も動くという先駆けの本。のうだまと同じ著者の方です。ダイエットなど、続かないことを続けるために知っておくと良いと思います。

「続ける」技術 Book 「続ける」技術

著者:石田 淳
販売元:フォレスト出版
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☆×3
タイトル通り、続ける技術です。続けるということは、意志ではなく技術であるということを行動心理学の観点から説明されています。目標への+行動を増やし、-行動を減らす。「行動」に注目するのが一番効果的という内容です。

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なぜ、それに気づかなかったのか

何度も思います。ナゼそれに気がつかなかったのか。

また、ミスしました。
ちょっと熱くなってしまって、ダブルチェックを忘れてしまいました。

やってしまって、怒られて初めて気づく「なんで自分はそれに気づかなかったのか」ということ。
せっかくの機会。なぜ人は気づかないのかについて考えます。

Objective
ナゼそれに気づかなかったのか!

Conclusion
常に考えることによって人は気づく!

Background
ハインリッヒの法則によれば、1つの大事故には、29の軽微な事故があり、29の軽微な事故には300の自己の予兆があるそうです。1:29:300の法則と呼ばれたりもします。今回、自分がミスをしたことも、思えば自分で弱いと思っていた分野でのことでした。つまり、4年間「ヒヤリ」や軽微な事故を放置していたことになります。

事故に対処することが出来るのは時系列で、①起こる前、②起こる直前、③起こっている最中だと思います。

①起こる前
起こる前に事故を止めるために最も必要なのは想像力です。余談ですが、ハンニバル=レクター博士も賢い者と愚者を分けるのは想像力であると言っていました。

想像力を働かせるためには、できうるだけ鮮明に、勇敢に、形から外れて考える必要があります。そして、問題が発生する可能性とその発生した時の重要性を考えて対応を検討する。発生可能性とその影響を考えて対応策を作るということは、事故への対応策を作る際の基本的な考え方てす。

また、事故を想像する時には類似的なものから広げて考えていくのがよいようです。ある事故が起こった。それは、他に影響しないか、類似の事故は起こりえないか。勝間さんのセミナーでの水平的思考方法もこれに使えると思います。

兎にも角にも、まだ生じていないことを想像するものですので、何を核にして考えるかが一番重要なのかもしれません。そして、数を出して淘汰する。そのプロセスから創造的なアプローチが生まれると思います。

②起こる直前
これは、事故が起こる直前に予兆を見抜くということです。他には、騙される直前で気づくといった状況を想定しています。

この時に気をつけるべきは、起こっている現象の的確な認識です。その方法は3つ。
 a.思考のダブルチェック
 b.判断前に理解する
 c.最後は直感

a.思考のダブルチェック
これは、起こった事象(インプット)を吟味することと自分の思考(アウトプット)を吟味することの両方が入ります。

インプットは、誤った判断をしないようにインプットの正確性を確かめることです。誰かの証言や情報をそのまま使ってしまうと失敗してしまいます。そのインプットが正しいのか、一瞬でも良いので考えを巡らせることによって、誤ったインプットによる判断を防げると思います。

アウトプットは、自分の出した結論に対する考察です。自分がこれから出そうとしている結果、言おうとしていること。それが正確か、どのような影響を与えるかを考えることによって誤ったアウトプットをしてしまうことが減ります。

b.判断前に理解する
これは、物事を判断するには、正確な認識が不可欠であるということです。例えば、医師が治療する際に無闇に切開しても意味がありません。何が悪いのか、その把握が問題に気づく第一のことなのだと思います。

c.最後は直感
しかしながら、最後は直感に頼るものなのだと思います。この直感は、自分の中の成功体験の積み重ねです。自分が過去に成功した体験を使用することによって、より速く正解にたどり着くことができるのです。しかし、問題が過去のものと異なっていたりする場合には、直感による解決が正しいとは限りません。
だいたいの場合は、直感通りの結論となりますが、過信は禁物だと思います。

③起こっている最中
もはや、事故が起こっている状態です。つまり、今の自分のやり方が間違っている時です。この時に必要なのは、問題を見過ごさないことです。

問題を見過ごさないためのフレームワークとして見つけたのが以下の5つの問いを自分にすることです。
 a.その結論は明確か
 b.その結論は正確か
 c.その結論は包括的か
 d.その結論は道理にかなっているか
 e.その結論は知的に高潔か
最後の知的に高潔というのは、単純に飛びついてしまった結論ではないか、熟慮の末の結論かということです。

このように、既に生じてしまった事故については、フレームワークによる認識と正確な理解、そして即座の対応が必要となります。出来うる限り、生じてしまった事故の影響を大きくしないこと考えることも必要ですが、「事故が起こっていることに気づく」ことはもっと重要だと思います。

①~③まで、事故に対する対応策を書きましたが、それらを思いつくために大切なのは、常に問題について考えること。この常に考えるということは発見を与えてくれます。

アイザック・ニュートンは、リンゴが落ちるのを見て重力の法則を思いついたのは、「それについてずっと考えていたから」と言ったそうです。

問題は認識されなければ、問題とはならない。
事件は発見されなければ、事件とはならない。

肝に命じて、仕事の精度を上げたいです。

・・・はぁぁ。orz

ではでは。

参考文献

なぜ、それを考えつかなかったのか?

☆×4
今回のテーマにピッタリの本がありました。人が問題をみつけられず、失敗してしまう理由についてケースに分けて書かれています。豊富な具体例のほか、トレーニングもついており、実践しやすい内容になっていると思います。

発明家たちの思考回路 奇抜なアイデアを生み出す技術 (HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESS) Book 発明家たちの思考回路 奇抜なアイデアを生み出す技術 (HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESS)

著者:エヴァン・I・シュワルツ
販売元:ランダムハウス講談社
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☆×4
発明とは、現実と理想のGapを埋めることと定義すれば、問題の発見・解決は発明です。その発明の仕方が具体例で書かれています。どのように発想すれば良いかのヒントになると思います。

A Technique for Producing Ideas (Advertising Age Classics Library) Book A Technique for Producing Ideas (Advertising Age Classics Library)

著者:James Webb Young
販売元:Mcgraw-Hill
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☆×4
アイディアを生むためのエッセンスがぎゅっと濃縮された一冊です。濃縮されている結果、非常に薄いです(笑)。ただ、一語×2がしっかりと響いてきます。また、あまりにも薄いので英語で読んでも苦になりません。洋書入門にも、ぜひ。

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